捜査地図の女 第１話

第１話　「京都旅情ミステリー登場!!五山送り火が暴く母２人の殺人計画」

京都で「五山の送り火」が行われた翌日、西賀茂の神社敷地内で男性・水野英一（井庭剛）が刺殺体で発見される。
周囲には、女性物の靴の足跡が一つだけ残されていたのと、萩の花弁が１つ落ちていたが、刃物等は残されていなかった。
水野は送り火の見える料亭で夕食の予定があったこと、18：20に最後の目撃情報があったこと、そして靴の足跡から採取された繊維片が市内３か所のホテルでしか使われていない高級カーペットのものであることが分かる。
京都府警捜査一課の橘珠子（真矢みき）は、その３つのホテルのうちの１つのホテルの近くで、開店祝いの花が表に飾られていて花の中に萩の花があったことを思い出し、そのホテルの名前を聞いた捜査員・望月克己（阿部力）が、そのホテル近くで不審な言葉をつぶやく女性に事件前日に会ったことから、その女性を探すことに。
ホテルの防犯カメラから女性を割り出し、そこのホテルマンがその女性・栗塚エミ（前田亜季）から嵯峨野への道順を尋ねられたことを聞き、珠子はエミの行動経路を予測。
エミを見つけて事件発生当時の行動を聞くが、その日に知り合った一条典子（中田喜子）と19～21時まで一緒に食事をしていたことを話すが、18～19時の行動については話さなかった。
その１時間の間にエミが犯行現場を往復できたかを、珠子は地図を元にアリバイ崩しをしようと考えるが、タクシーや路線バスで往復するのは不可能だった。
しかし、送り火の近くの旅館で、三条バスターミナルから無料送迎バスを出していたことが分かり、そのバスを使えば１時間で往復できると推理する。
エミは妊娠しており、お腹の中の子供の父親は半月前に急死していたが、死後にその男性は別に家庭を持っていたことが分かり、エミは自殺を図ろうと京都をウロウロしていたことを話す。
死んだ水野は、社員である西陣織の職人とトラブルを抱えており、典子はそのトラブルの仲介をしようとしていたことが分かる。
珠子は、捜査一課で他班の成増清剛（寺島進）と雑談を交わしていくうちに、エミは犯行当日の18～19時に鬼子母神で有名な立本寺にいたことを推理し、水野とトラブルを抱えていた職人・津村健太（古澤蓮）が同じ時間帯に立本寺近くのお店でエミが所持していた物を買ったというレシートを所持していたことから、再びエミに尋ねる。
するとエミは、典子に頼まれてレシートを渡していたこと、そして典子が「殺したのは自分だ。だからアリバイがほしい」と言っていたことを話す。
珠子は、典子のいたホテルの部屋に残されたメモ紙の「沢の蛍」という文字と、典子が30年前に京都を去って最近になって戻ってきたこと、健太は親に捨てられて施設で育ったということから、30年前の地図と現在の地図を照合して、健太は典子が30年前に捨てた息子であること、そして今二人は30年前に別れた土地の近く・木嶋神社にいると推理。
木嶋神社へ駆けつけると、健太が典子をナイフで刺そうとしていた。
典子は健太の罪を被ろうとしていたのだが、健太が自白したため事件は解決し・・・


というような話でした。

いやぁ～、テンポが良くて、真矢さんのキャラが立っていて、とても面白かったです。
事件の内容は殺人事件なのでやや重たいのですが、地図と推理を駆使して事件容疑者の行動を予測する姿がすごく楽しそうで、何だか笑ってしまいました。
珠子は「人間ＧＰＳ」というあだ名があるようですが、京都の街中をくまなく歩いてメモを取り、知識を深めていくのが趣味のようで、珠子が閃いて走る姿が滑稽で。

背景の音楽が、ちょっと多すぎかな？と思ったのですが、珠子が閃いた時に流れる音楽はとても分かり易くて良かったです。
真矢さん自身が歌っている劇中歌は・・・（主題歌じゃなくて良かった爆）

20時台のドラマらしい、アップテンポな感じで良かったと思います。
たぶん初回を観ていなくても第２話からでもついて行ける（１話完結）と思いますよ。

この調子で進んでくれると良いのですが

木９ドラマ（レジデンス）は観ないことにしたので、来週からはこのドラマを追っかけ再生して、当日に感想を書こうかなぁ、と思ったりしています。
（８時ちょうどからは、なかなか観ることができないので・・・）