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平清盛 第24話

2012-06-17 21:59:43 | 平清盛
第24話 「平安相撲復活!清盛の大一番」

崇徳上皇(井浦新)は流罪となったため、京を離れて讃岐へひっそりと発ち、西行(藤木直人)は「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の 割れても末に 逢わむとぞ思ふ」というかつて崇徳が詠んだ歌を詠み、見送る。
実権を握った信西(阿部サダヲ)は、平氏の財力と協力により、内裏の修復を完成する。
その功により、清盛(松山ケンイチ)の弟たちの官位は1つずつ上がるが、清盛の公卿昇進は見送られる。
その代わりに長男・重盛(窪田正孝)が従五位上に任ぜられるが、重盛の顔色は冴えない。
信西は、宮中行事復活のために「相撲節会」を行うこととし、租税を徴収して国を治める元手とすることを徹底したい、と清盛に話す。
しかし、鎮西(今の九州)の納税状況が悪いため、清盛にその理由を探ってほしいと話すが、清盛は「太宰の大弐」という大宰府の長より上の官職を要求。
信西は「今は我が指図に従え。そして、もしもこの先私がやはり虚言を弄したと見極めたら、その時こそこの首をはねるがよい」として、官職はお預けとなる。
清盛は大宰府へ出向き、大宰府の長・原田種直(蟹江一平)と会い、平氏の武力等を見せつけて味方に引き入れ、「相撲節会」の資金源を確保。
清盛は信西に、「相撲節会」の宴の膳の支度をさせてほしいと話し、準備を進める。
帝の近臣・藤原成親(吉沢悠)は清盛に、成親の妹・経子(高橋愛)と重盛の縁談を申し込む。
渋る重盛に清盛は、「今は一門にとってどういう時か分かっておろうな。一つ誤てば、全て水泡に帰するのじゃ。これも嫡男としての務めと心得よ」と話す。
一方源氏は、義朝の妻・由良(田中麗奈)が、お仕えしている後白河天皇(松田翔太)の姉・統子内親王(愛原実花)に頼み込んで、嫡男・頼朝(中川大志)が宮中に仕えることとなった。
しかし、その祝いの席で、由良は倒れてしまう。
統子内親王は義朝に、「かの戦の成り行き、並びにその始末、そなたにとってはさぞ辛きことであっただろう。されど、これ以上由良に重荷を負わせてはならぬ。私は由良が不憫でならぬのじゃ」と話す。
重盛と経子の婚礼の宴が行われるが、重盛は「経子さまには何の不服もございません。しかし、私には嫡男としての覚悟がございません。一門のためとはいえ、大叔父上を己が手で切ることが出来る父上の、それを命じた信西入道と平気で働ける父上の跡を継げるだけの腹が据わりませぬ」と言って、結婚の破棄を申し出る。
清盛は「お前の戯言に付き合うておる暇はない」と重盛を投げ飛ばし、経子に「かように不束なせがれにございますが、末永くよろしくお願い申し上げまする」と頭を下げる。
一方宮中では、「相撲節会」が催され、そこでの膳の内容に深く感心した後白河天皇は、信西に尋ねる。
信西が清盛の功績を話すと、天皇は「清盛を太宰の大弐とする」とし、また、子・守仁(冨浦智嗣)に譲位をすると宣言する。
内裏で清盛に会った義朝は「信西入道のもくろみが分わからぬのか。武士に絶大な力をもたらす気は毛頭ない。貴様も用が済めば捨てられる」と言うが、清盛は「それでも今は、他に道はない」と答え、義朝が「その先にあるというのか、貴様の言う武士の世とやらが」と聞くと、清盛は「そうだ」と答え。。。


というような内容でした。

今日は、ツイッター(@nhk_ikemen)で大河ドラマのプロデューサー(以下Pさん)が実況生解説する、ということで、そのツイを見ながら視聴しました。
なかなか勉強になることも多く・・・ですが、「ももちゃん」ツイは必要だったんだろうか?
テレビ画面とPCのタイムラインの往復で大変だったのですが、ふと見たら「ももちゃん」ツイでガックシしたことも多く
アカウントを別にすれば良いのにね。
そういう「脱力系ツイを見たい人は、このアカウントへ!」ってすれば良いのに。
私、けっこう真面目にドラマを観ているので(いちおう 笑)。

で、ドラマの感想ですが・・・
平氏と源氏の対比が、今日も色濃く出ていて良かったと思います。
平氏は、先代の忠盛の頃から、いくら功を上げても少しずつしか官職や恩賞は貰えないということがイヤというほど分かっているから、地道に貴族を取り込んでいますが、源氏は義朝がやっと殿上人になったという段階ですからね。
Pさんツイによると、源氏が藤原摂関家との結びつきが強かったから冷遇されたと言っていましたが。

由良のことを統子内親王が代弁してくれていましたね。
あまりにも今まで由良が可哀想で。。。
でも、そんな由良ももうじき・・・なんですよね。

清盛が重盛を投げ飛ばしたけど婚礼の宴が再開した場面、うちのダンナは「よく分からない」と言っていました。
「サイドストーリーの『相撲』と掛けたんじゃない?ちょっと過剰演出だったかもね」と話しておきましたが、そういう感じで良かったかしら??
まぁ、こういう演出が受け入れれる人と受け入れられない人といるから、このドラマの評価も分かれるのかもしれませんが

清盛、大人になりましたね~。
「これも嫡男としての務めと心得よ」と言うセリフを聞いて、笑ってしまいました。
知力もついて、これからの信西、そして後白河天皇との駆け引きも楽しみです。

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西行さまは、最初に少しだけ登場。
崇徳院と、歌を用いた心の交流をした、ということで・・・。
個人的には、もう少し絡んでほしかったですけどね。
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