emitanの心にうつりゆくもの

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ドクターX~外科医・大門未知子~ 第4話

2013-11-08 19:42:29 | 2013秋ドラマ
第4話 「黒い手帖 招かれざる患者は銀座の女帝」

帝都医科大学付属病院の第二外科総回診では、外科統括部長・蛭間重勝(西田敏行)のすぐ後ろを教授・海老名敬(遠藤憲一)と講師・近藤忍(藤木直人)が並んで歩くようになる。
総回診後、近藤は海老名に「講師の分際で蛭間統括部長の隣を並んでしまい失礼しました」と頭を下げると、海老名は「いいんだよ、気にしなくて」と声を掛ける。
そんな中、銀座の人気クラブ「中園」のママ・四条留美子(釈由美子)が来院し、外科統括部長・蛭間重勝(西田敏行)に自分の膵臓の腫瘍を手術で摘出してほしいと頼む。
腫瘍はステージⅣで、周囲の血管や神経にも侵食しており、動脈瘤もあるため手術は不可能ということで、蛭間は化学療法を勧めるが、四条は「私が死ねば、医者としてのあなたも死ぬ」と言って、手術をしなければ黒い手帖の中に書いてある5年前の統括部長選挙の時になされていた蛭間の黒い秘密を暴露すると言い出す。
帰り道に医局に顔を出した四条が持っていたCT画像を、フリーランスの外科医・大門未知子(米倉涼子)が覗き見し「これ、私に切らせて」と声を掛けるが、四条は取り合わない。
蛭間は海老名を呼び、今週京都で開かれる学会には海老名ではなく近藤を連れて行くと告げるが、続けて「僕の命を君に預ける。留守中、ママの事は君に任せる。僕の命を救ってくれ。どの道ママはそう長くはない。厄介なのはあの手帳だよ。これは学会に同行するより、君にとっては重要な仕事だよ。頼んだよ」と声を掛ける。
神原名医紹介所の神原晶(岸部一徳)は、四条へ未知子の売り込みの電話を掛けるが、本題に入る前に四条は倒れこんでしまう。
未知子は慌てて四条のクラブへ駆けつけて応急処置を施し、救急車で帝都医大へ運び、四条は一命を取り留めて脳の機能にもダメージは無かった。
その頃、近藤は蛭間家に招かれていて、娘・裕華子(藤岡沙也香)から「パパより上に行かなきゃダメよ、私が欲しかったら」と声を掛けられる。
翌朝、目の覚めた四条は、海老名に「私の手術して、エビちゃん!成功したら、あなたに手帳をあげる。蛭間の秘密がギッシリ詰まったあの手帳。あれさえあれば、蛭間を失脚させることが出来る。蛭間の顔色に合わせて太鼓を叩いている人生からサヨナラできるわよ!使いようによっては、あなたが外科統括部長の椅子に座ることもできるわ!成功者はみんな、ここってタイミングでバクチを打ってるの。そしてそのバクチに勝利して成功を掴んでいる。あなたにとって今がそのタイミング」と頼み込むが、海老名は「私のような人間が教授になれたのも、全て蛭間統括部長のお陰です。失礼します」と言って、慌てて病室を出て行く。
術前カンファレンスで、四条の現状が報告され、未知子は「切れます!」と手を挙げて、全てのガンを残さず切り取る術式を提案するが、海老名が患者の命に関わると言うため、未知子は「患者の命を助けたら何か都合の悪い事でもあるんですか?」と尋ねる。
すると蛭間は「あなたの傲慢と言えるほどのその自信の根拠は奈辺にあるのか私には分かりませんけれど、いいですか?失敗をしない人間なんていませんよ。我々医者は全能の神じゃないんだ。私は謙虚な気持ちで患者さんの生命を最優先で考えますよ。それが医者というものじゃないかね?」と言い放ち、未知子をカンファレンス室から締め出す。
蛭間は海老名に、未知子を四条に近づけるなと念を押して、近藤と共に学会へ向かう。
夕方5時になり、未知子が退勤しようとすると、四条の病状が急変したとの知らせが入る。
未知子は緊急オペをすると言って四条を手術室に運ばせ、他の医師らが海老名のケータイに電話を掛けるが、何度掛けても繋がらない。
未知子は研修医・鮎川司(満島真之介)のみを助手に付けて手術を開始し、鮎川のミスにより腸骨動脈が損傷してしまい危機的な状況に陥るが、そこに手術着を着た海老名がやってきて、手術の助手を務め始め、ガンをすべて切除して手術は無事に終わる。
手術後、海老名は未知子が手術をしたと蛭間に電話で報告をすると、蛭間は激怒して「首洗って待っとけ!」と言い放ち、側にいた近藤に「せっかく可愛がってやったのに、あの大型犬、俺に噛みつきやがった。こっちの小型犬は可愛いなぁ」と話す。
目を覚ました四条は、執刀したお礼にと未知子に黒い手帖を渡し、「人は必ず、いつか地位や権力を欲しくなる時が来る。今はどんなに突っ張っててもね。その時あなたがその手帳をどのように使うのか、見ものだわ。生きられるんでしょ?私、その時まで」と声を掛ける。
病室を出た未知子は、その手帳をゴミ箱に捨ててしまい、それを聞いた海老名は慌ててあちこちのゴミを探し出し、手帳を見つける。
未知子は海老名に「なるほどね、おかしいと思ったんだ。あの時のママの脈拍は、心電図のアラームが鳴るほどの不整脈じゃなかったから。私に手術させるため。自分じゃ出来ないから。で、成功したらその手帳をもらう約束したんだ。ペラッペラですね」と話すと、海老名は「よくそんな姑息な事が考えられるもんだよな。お前の品性疑うよ」と言って去っていく。
蛭間と近藤が学会から戻り、海老名と未知子を呼び出す。
怒鳴る蛭間に、海老名は「全てはこれを手に入れるため」と言って手帳を見せ、蛭間が「お前、俺を脅すのか?お前が今、教授でいられるのは誰のおかげだと思ってるんだよ?恩を仇で返すのか?俺を裏切るのか!?虫けら!」と怒鳴ると、海老名は涙を流しながら手帳を開き、「敵は本能寺にあらず」と言って手帳の中身を破り取り、それを口に入れて食べ始め、飲みこむ。
蛭間は驚き、「なんてヤツなんだ…なんて素晴らしいヤツなんだ…君は愛い(うい)ヤツだ」とつぶやいて海老名を抱きしめ、海老名は「光栄至極にございます」と答える。
蛭間の部屋を出た近藤は、未知子に「出世の手伝いはしないんじゃなかったんですか?これからは僕に付きませんか?」と声を掛けるが、未知子は「致しません」と言って去っていく。
晶は、蛭間に500万円を請求し、「手帳の代金も含まれておりますので。蛭間教授のお命にお値段をつけさせていただく失礼をお許しください。大門共々、この手帳の中身につきましては、墓場まで持って行かせますので。金額にご不満なら、もう少し頂戴しますか?」と話す。
帰り道、晶は未知子に「アンタ、何で手帳を捨てたりなんかしたのよ!あの手帳があれば、もっとガッツリお金が取れたのに。借金返済、これからももっともっと働いてもらうわよ!」と言い放ち・・・


というような話でした。

いやぁ・・・エビちゃん、凄かったですね
まさか食べちゃうとは・・・
私は「裏切る」と思って観ていて、もしくは、裏切らないとしても「蛭間にただ手帳を渡すだけ」と思っていたので、まさか食べ始めるとは思わなくて、テレビの前で奇声をあげてしまいました
泣きながら食べてしまうエビちゃんも凄かったけど、それを見てチューして抱きしめるヒルちゃんも凄いと言うか、爆笑してしまいました
チューは台本にあったんだろうか??
で、エビちゃんが「光栄至極にございます」と言って放心するなんて・・・どんな師弟愛なんだ!!
海老名は、噛みついた大型犬ではなく、忠犬の大型犬でしたね~。
(内科の統括部長は部下を「馬」に例え、外科統括部長は「犬」に例え・・・凄い病院だ

でも、忠犬エビちゃんが本当に忠犬かは、まだ分からないような気がするのですが・・・。
バインダー型の手帳でしたからね・・・何枚か抜き取ってても分からないと、私は見ているのですが、どうかな?(笑)
未知子はそんなことに興味がないので速攻で捨ててしまったけど、よく考えたら晶の言う通り、巨額のお金になるものを入手していたんですよね。
でもまぁ、未知子はお金に興味があるのではなく、「ただ手術がしたいだけ」ということがよく分かる描写でした

今回は、本当にエビちゃん演じるエンケンさんの一挙一動、目の動きまで凄かったのですが、ゲスト患者の釈ちゃんもなかなか良かったです
我が家は釈ちゃんの事が結構好きで、釈ちゃんの過去作に引っかけた「秘密の中園(ヒミツの花園)」というセリフに反応して盛り上がったりしていました
米倉さんと美脚対決ということが話題になっていたけど、私は未知子のガツガツした歩き方よりも四条の可愛らしい色気ある歩き方の方が好きだったかな~(笑)
病状が急変して苦しむシーンは、ツイッターで色気があるっていうつぶやきが多くて、私もそうだな~と思っていました(私、女なのにこんな感想でスミマセン

今回も、ちょいちょい小さい所でも笑ってしまいました。
・蛭間の水玉のパンツで張り合う愛人vs元愛人w(でも今日はチェック柄だったらしいww)
・救急車より早く駆けつける未知子
・「高いお酒持ってきて!」→値段の高い酒ではなく、度数が高い酒のことだった!
他にも色々あり、ずっと目が離せなくて楽しかったです。

冒頭の第二外科総回診の時に、近藤が蛭間、海老名に続きNO.3のポジションで歩いていましたね!
蛭間は近藤の事を「利用できる男」として認めて、これから使っていくのでしょうが・・・
海老名の方が今までの腰巾着?の実績で信頼できる+病院内でも力があるから留守番のポジションに指名したようだし、最後は更なる忠犬ぶりwを見せてくれたから、やっぱり海老名の方がまだまだ上の存在ということになるのかな。
でも、海老名は真面目で応用が効かないようにも見えるから、そこら辺でまだまだ一波乱、二波乱があるような・・・。
今回出てこなかった馬淵教授の動きも・・・。
ドロドロしているけど、先がとても気になります!

_________________

さて、最後は恒例の・・・近藤演じる直人さんファンとして

今回の、私の一番ツボなシーンは、
「小型犬呼ばわりされるけど、目はギラッとしてお酒を飲む所!」です
ギラッとする目・・・良い感じです
「夜光の階段」の時よりもより深みが出てきているように感じ、何故だかジーンとしてしまいました(ファン歴3年ちょっとなのに、生意気な言い方でスミマセン)。
抱き合うヒルちゃん&エビちゃんを冷ややかな目(軽蔑した目?)で見るところも、すごく良かったです
単なる色恋ではなくて大きな野望を抱えた上での「意味深な冷たい目つき」がとても素敵で、今回は出番は少なかったけどキュンキュンしてしまいました

細かい所でツボだったのは、
・ナース橋本から三ツ星レストランに行けなくて残念と言われた時に、「誰かと行ってくればいいよ」の「いいよ」
・病院の玄関で、学会に行く蛭間が車に乗ろうとする時にドアをサッと開けて、丁寧にドアを閉めるところw
・「行ってまいります」と海老名に言ってから映った後頭部姿!!
・・・細かい所をスミマセン

「僕は不器用な男ですから」のセリフは、○倉健さんから来てるのかなぁ?
「うまいことかわすな、この色男は!」って蛭間に言われてたけど、どこまで色男ぶりを知っているのでしょうね?(馬淵との関係は知っているんだろうか??)

このドラマの監督さんたちは、女性の太ももを見せるのがお好きなのかしら?(笑)
先週は橋本のバスローブをめくって太ももをお触りする姿にキャーキャーしてしまったけど、今回蛭間の娘さんが太ももを見せたのには、ちょっと苦笑してしまいました


そんなこんなで、ラストシンデレラに続き、ドクターXの感想も回を追うごとに長くなってしまい、申し訳ありません
それだけハマっているという事で・・・温かく見守ってくださいっ!(笑)

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話
※公式HP(こちら

夕方にはほぼ書き終えていたのですが、フィギュアの橋選手の演技が気になり、夕食も作らなければ・・・ということで、ワタワタして更新が遅れました
大ちゃん・・・感動して泣いちゃいました
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