emitanの心にうつりゆくもの

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イノセンス 冤罪弁護士 第4話

2019-02-12 16:16:47 | 2019冬ドラマ
第4話 「VS.検察の父!彼だけが知る女の殺意」

「これは事故です。
 殺人ではありません。
 あなたは彼女のことを憎んでいたのかもしれない。
 そして、事故の原因もあなたが作ったのかもしれない。
 でも、これは事故であって、あなたが殺したわけではありません」
「心の中を裁くことはできません。
 本心はどうであれ、あなたはいい先輩、いい友人を演じてきた。
 それってつまり姫島さんにとって、あなたは正真正銘のいい人だったっていうことですから」

被告人・小笠原奈美(ともさかりえ)が直接手を掛けたことによって姫島理沙(入山法子)が亡くなった訳ではないのだけど、
理沙に最後に別れの言葉を言わなければ、友情の証として作っていたペンダントを海に投げ捨てることをしなければ、理沙は亡くならなかった・・・
無罪にはなったけど、なかなか重たい話でした。

理沙が巻き込まれた波は「逆潜流」
東央大学物理学科准教授・秋保恭一郎(藤木直人)弁護士・黒川拓(坂口健太郎)
「金目鯛は、タイと言っても深海魚だ。だから目が大きい。こんな水槽では起きないことが起きる場合もある」
と言った時に、ブラタモリの大ファンである私は「金目鯛のとれる伊豆半島の先端の方は、急に深瀬になっているって言ってたな~」ということを思い出し、
拓と共に「そうか・・・そういうことなんだ!」とピンと来ました


それにしても、婚活クラブで知り合ってデートをしていた女性の弁護をするために、自分が利用されていると分かった後でも実験台=モルモットとなる弁護士・登別次郎(正名僕蔵)が切ないというか何というか・・・
「私だって弁護士なんだ。冤罪を晴らすためにできることなら、何だってやるさ!」
これからは、黒川に対する態度が少しは変わるのかな・・・!?


弁護士・和倉楓(川口春奈)は、とんでもなく気まずい晩餐会に参加してしまいましたね
最高検察庁次長検事の黒川真(草刈正雄)は拓に
「気にはするさ、息子がまた恥をかくのかと思うと」
「いつものように被告人の主張に従って弁護をする気かね?犯罪者は嘘をつくし、隠し事もする。それを前提にしなければ振り回されるだけだ」
と言い出し、
拓「その前提で捜査をするから、警察や検察による冤罪がなくならないんでしょう。僕は僕のやり方で実証を積み上げていきますから」
真「科学的な検証は捜査機関が行うことであって、弁護士の仕事じゃない」
拓「その捜査機関の検証が不十分なのが問題なんです。あの時だって、もっとちゃんと調べていれば・・・」
真「まだあの時のことに囚われているのか。君も相変わらずだな」
と話していましたが・・・

拓の学生時代に起こった事件に、真が検察官として関わっていて、調べ方が悪くて何かがあった、ということなのですかね。
そして、別のシーンで秋保が和倉に
「気になるなら本人に聞けばいい。本人がダメなら、湯布院弁護士か、別府所長か。あぁ、あとは有馬にでも聞け。一応全員関係者だからな。立場は違うが、嫌な出来事を共有する連中だ」
と言っていたので、所長・別府長治(杉本哲太)も知っているということも新たに分かりましたが、
和倉が「それは秋保先生もですか?」と尋ねると、秋保は「・・・・・・」と。

みんな話したがらない真相が、これからどう分かっていくのか、とても気になります。

_____________________

最後に、藤木直人さん演じる秋保教授について少しだけ。

弁護士事務所に黒いコートを着た人物が入ってきて歩く姿が映った時に、まだ顔が映る前から秋保先生だと思って「あっ」って思わず大声で叫んだら、ダンナに「何!?」って言われてしまいました
察しが良すぎな私でした(笑)

あぁ、たまたま近くに用があったんだ」と言った時の「あぁ」がツボでした ←マニアックポイントでスミマセン
←web拍手です。
※これまでの感想
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