第3話 「嵐・会社化した村で正登と多岐川が本格対立!豪雨が村を襲う」
止村の直売所の客足が遠のき、農家の間から不満が出ている中、大内正登(反町隆史)は友人で役場職員・二ノ宮真治(鈴木浩介)に「後悔はない。東京にいた時よりマシだ。タクシー乗っている時は、売り上げが悪くたって悔しくも何ともなかった。でも、今は悔しい。眠れねぇよ」と話す。
失踪していた経営コンサルタント・多岐川優(谷原章介)が戻ってきて、止村の農家を株式会社化して「トマリファーム」として農業生産法人にすると宣言する。
社長は正登の娘・美穂(松岡茉優)、経営担当は多岐川、生産責任者を正登として、全戸を有機農業にしようと多岐川は話すが、農家たちは有機はそんなに簡単には出来ないと反発する。
多岐川は「多くの消費者は味ではなく色・形・大きさ、そんな所しか見ていないんです。もう一つ基準があるとすれば、それは値段です。我がトマリファームは、その現状を変える。野菜の味と適正価格を取り戻します。野菜嫌いの僕が食べられる唯一の野菜、これが大内正登さんが作る有機野菜なんです。旨みも甘みも格段に違う。少しでも高品質の野菜、旨い野菜を作ってもらえれば、経営コンサルタントにはそれを売る方法はいくらでもあります。高くても旨い野菜を売る、それが我が社の経営方針です。13時と19時の一日二回、各農家ごとの売り上げのデータを皆さんのケータイに配信します。つまり、どこの野菜が旨くてどこの野菜が不味いのか、一目瞭然になるという事です。儲からないやり方は全部間違っています」と話すと、農家たちは怒って退席してしまう。
家で落ち込む美穂に対して正登は「俺はお前に感謝してる。お前が村のためだって言うなら、俺も信じて野菜作るし、そうじゃねぇて思うなら、俺も止める。情けねぇ父親だけど、お前が続ける限り俺は力になるから」と声を掛け、正登は多岐川の元に行って真意を尋ねると、多岐川は「誰一人変わろうとしていませんよ。昔ながらのやり方にしがみついて、村が潰れるのを待っているだけです」と言い放つため、正登は「村は村のやり方でやらしてもらう。旨い野菜作れば、文句ねぇだろ?」と言って正登は農家たちを集める。
そして「俺がみんなを代表してアイツに話をする。もちろん有機にはこだわらねぇ。コンサルは俺らを利用し金儲けしようとしている。だったら俺らもコンサルを利用してやればいい。旨い野菜が売れるってアイツの理屈が正しいなら、やり方なんか変えなくたってアイツを納得させる野菜を作ればいい。それで売り上げが伸びないって事になったら、その時は俺らがアイツを首にしちまえばいい。俺は自分の作った野菜が一番旨いと思ってる。全員が一番だと思って作った野菜をコンサルに売らせる。仲良しグループじゃねぇ。勝負して決めるんだ」と提案する。
正登は、多岐川が企画した観光農園を始めて、一般市民に畑を開放して種まきから収穫までの体験をしてもらい、普段はその畑の管理をするなどする。
菅原源(寺田農)は、珍しい品種の大塚人参を作付しており、秋からの直売所の目玉商品にしようとしていた。
そんな中、止村に突然集中豪雨が起き、正登の観光農園を守るべく付近の農家が土嚢を持ってやってきて・・・
というような内容でした。
確かに有機農業の野菜は高めなので、普通の家庭ではなかなか買うことが出来ず、少し余裕のある家庭・・・ということになるかな![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
私も、出来れば買いたいのだけど、普通の野菜と値段を比べて、普通の野菜の方を選んでしまう事が多いかも・・・
何十円か違いなら買うとか、北海道産の野菜を優先的に買うという事はしますが・・・。
私は今、米と野菜の産地に囲まれた所に住んでいるので、スーパーでも近隣生産者の名前入りの野菜が売られているのですが、一度食べて美味しかったら、その生産者の名前の付いた野菜を次も買う、ということもあります。
多岐川は、農家の人たちの奮起を促すために「全戸有機にする!」「有機の方が味がいい!」と言っていたのですね。
それにしても、売れる・美味しい野菜作り、農家同士がケンカ・競争するために、各農家の方は短時間でどう変えていったのかな?
いつも以上に、傷がつかないように・見栄えが悪くならないように畑に多く入って手入れをしている、ということなのかな?
そういう努力が目に見える形で反映(値段と順位をメールで配信)されるのは、励みになるかもしれませんね。
先週、販売委託契約書を各農家が提出した時点で、市場取引から全て撤退していたのですね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
そこは案外あっさりで・・・
(実際はそこも結構大きな決断だと思うので、もう少しじっくり描いても良かった気がしますが・・・)
観光農園の野菜、ゲリラ豪雨でどうなるのでしょうね。
そういう自然災害で手間暇かけて育てた野菜が数日にしてパーになってしまう事を観光農園利用者の市民たちに知ってもらう事も必要な事だと思うのですが、初年度でいきなりだと、市民の方もトマリファームの方もキツイかも![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
9月だったら、短期間で収穫できるものに植え替えることが出来ればいいのだけど、前作物の土が次の作物にすぐ適合するというものでもないですからね・・・。
農家の人たちが、自分の畑よりも村の活性化に寄与している正登の畑に駆けつけて守ってくれようとした所に感動しました。
「協同」の精神が出ていましたね。
天候の急変に関してまだ勘の鈍い正登に、菅原が電話をして駆けつけて助言をするシーンは、特にジーンときました。
コンサル・多岐川には分からなかった考えだったのでしょうね。
正登が、タクシーの運転手をしている時は悔しいという感情がなかった事、美穂にきちんと感謝の気持ちを伝えて力になる事を話した場面など、今回は良いシーンが多くて良かったです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
次回は農薬検出?
近隣の散布している畑から風に乗って付着する場合もあると聞いたことがあります。
だから、風の強い日は散布は避けたり、隣り合った畑の作物にも考慮しないといけない(隣の畑の作物には適用外の農薬が付いてはいけないなど)という話もあったような・・・。
あと2話なので、どこまで描くかは分からないのですが、無事に苦難を乗り越えてほしい!、でも現実的な部分もしっかり描いてほしいと期待しています![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話 第2話
※公式HP(こちら)
止村の直売所の客足が遠のき、農家の間から不満が出ている中、大内正登(反町隆史)は友人で役場職員・二ノ宮真治(鈴木浩介)に「後悔はない。東京にいた時よりマシだ。タクシー乗っている時は、売り上げが悪くたって悔しくも何ともなかった。でも、今は悔しい。眠れねぇよ」と話す。
失踪していた経営コンサルタント・多岐川優(谷原章介)が戻ってきて、止村の農家を株式会社化して「トマリファーム」として農業生産法人にすると宣言する。
社長は正登の娘・美穂(松岡茉優)、経営担当は多岐川、生産責任者を正登として、全戸を有機農業にしようと多岐川は話すが、農家たちは有機はそんなに簡単には出来ないと反発する。
多岐川は「多くの消費者は味ではなく色・形・大きさ、そんな所しか見ていないんです。もう一つ基準があるとすれば、それは値段です。我がトマリファームは、その現状を変える。野菜の味と適正価格を取り戻します。野菜嫌いの僕が食べられる唯一の野菜、これが大内正登さんが作る有機野菜なんです。旨みも甘みも格段に違う。少しでも高品質の野菜、旨い野菜を作ってもらえれば、経営コンサルタントにはそれを売る方法はいくらでもあります。高くても旨い野菜を売る、それが我が社の経営方針です。13時と19時の一日二回、各農家ごとの売り上げのデータを皆さんのケータイに配信します。つまり、どこの野菜が旨くてどこの野菜が不味いのか、一目瞭然になるという事です。儲からないやり方は全部間違っています」と話すと、農家たちは怒って退席してしまう。
家で落ち込む美穂に対して正登は「俺はお前に感謝してる。お前が村のためだって言うなら、俺も信じて野菜作るし、そうじゃねぇて思うなら、俺も止める。情けねぇ父親だけど、お前が続ける限り俺は力になるから」と声を掛け、正登は多岐川の元に行って真意を尋ねると、多岐川は「誰一人変わろうとしていませんよ。昔ながらのやり方にしがみついて、村が潰れるのを待っているだけです」と言い放つため、正登は「村は村のやり方でやらしてもらう。旨い野菜作れば、文句ねぇだろ?」と言って正登は農家たちを集める。
そして「俺がみんなを代表してアイツに話をする。もちろん有機にはこだわらねぇ。コンサルは俺らを利用し金儲けしようとしている。だったら俺らもコンサルを利用してやればいい。旨い野菜が売れるってアイツの理屈が正しいなら、やり方なんか変えなくたってアイツを納得させる野菜を作ればいい。それで売り上げが伸びないって事になったら、その時は俺らがアイツを首にしちまえばいい。俺は自分の作った野菜が一番旨いと思ってる。全員が一番だと思って作った野菜をコンサルに売らせる。仲良しグループじゃねぇ。勝負して決めるんだ」と提案する。
正登は、多岐川が企画した観光農園を始めて、一般市民に畑を開放して種まきから収穫までの体験をしてもらい、普段はその畑の管理をするなどする。
菅原源(寺田農)は、珍しい品種の大塚人参を作付しており、秋からの直売所の目玉商品にしようとしていた。
そんな中、止村に突然集中豪雨が起き、正登の観光農園を守るべく付近の農家が土嚢を持ってやってきて・・・
というような内容でした。
確かに有機農業の野菜は高めなので、普通の家庭ではなかなか買うことが出来ず、少し余裕のある家庭・・・ということになるかな
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
私も、出来れば買いたいのだけど、普通の野菜と値段を比べて、普通の野菜の方を選んでしまう事が多いかも・・・
何十円か違いなら買うとか、北海道産の野菜を優先的に買うという事はしますが・・・。
私は今、米と野菜の産地に囲まれた所に住んでいるので、スーパーでも近隣生産者の名前入りの野菜が売られているのですが、一度食べて美味しかったら、その生産者の名前の付いた野菜を次も買う、ということもあります。
多岐川は、農家の人たちの奮起を促すために「全戸有機にする!」「有機の方が味がいい!」と言っていたのですね。
それにしても、売れる・美味しい野菜作り、農家同士がケンカ・競争するために、各農家の方は短時間でどう変えていったのかな?
いつも以上に、傷がつかないように・見栄えが悪くならないように畑に多く入って手入れをしている、ということなのかな?
そういう努力が目に見える形で反映(値段と順位をメールで配信)されるのは、励みになるかもしれませんね。
先週、販売委託契約書を各農家が提出した時点で、市場取引から全て撤退していたのですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
そこは案外あっさりで・・・
(実際はそこも結構大きな決断だと思うので、もう少しじっくり描いても良かった気がしますが・・・)
観光農園の野菜、ゲリラ豪雨でどうなるのでしょうね。
そういう自然災害で手間暇かけて育てた野菜が数日にしてパーになってしまう事を観光農園利用者の市民たちに知ってもらう事も必要な事だと思うのですが、初年度でいきなりだと、市民の方もトマリファームの方もキツイかも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
9月だったら、短期間で収穫できるものに植え替えることが出来ればいいのだけど、前作物の土が次の作物にすぐ適合するというものでもないですからね・・・。
農家の人たちが、自分の畑よりも村の活性化に寄与している正登の畑に駆けつけて守ってくれようとした所に感動しました。
「協同」の精神が出ていましたね。
天候の急変に関してまだ勘の鈍い正登に、菅原が電話をして駆けつけて助言をするシーンは、特にジーンときました。
コンサル・多岐川には分からなかった考えだったのでしょうね。
正登が、タクシーの運転手をしている時は悔しいという感情がなかった事、美穂にきちんと感謝の気持ちを伝えて力になる事を話した場面など、今回は良いシーンが多くて良かったです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
次回は農薬検出?
近隣の散布している畑から風に乗って付着する場合もあると聞いたことがあります。
だから、風の強い日は散布は避けたり、隣り合った畑の作物にも考慮しないといけない(隣の畑の作物には適用外の農薬が付いてはいけないなど)という話もあったような・・・。
あと2話なので、どこまで描くかは分からないのですが、無事に苦難を乗り越えてほしい!、でも現実的な部分もしっかり描いてほしいと期待しています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
※これまでの感想
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