天皇の料理番、昨日の第12話が最終話でしたね。
毎回の感想は書いていませんが、全話観ていました。
天皇の料理番だった秋山篤蔵 (佐藤健) のほぼ一生を描いた作品でしたが、もっとじっくりと観たかったです!
キャストの皆さんの演技の完成度や、映像もストーリーも素晴らしかったので、
欲を言えば、あと少なくとも3話は多くても良かったのではないかな、と。
まだまだ長く観ていたいなぁ~と思う作品でした。
序盤の福井編と東京での修行編は、なかなかじっくりと見せてくれて良かったのですが、
フランス編と戦後編は、とても駆け足に感じたのですよね。
もちろん篤蔵や俊子 (黒木華)、宇佐美鎌市(小林薫)、山上辰吉(柄本佑)や森田梅(高岡早紀)らの変貌ぶりがしっかりとしているから、その視覚効果で「この間に何があったのかは視聴者の想像にお任せします」という今回の進行でも、違和感は全く感じることなく、置いてきぼり感もなくて、それは本当に素晴らしい事だと思うのですが。
でもまぁ「もっと観たい」と思わせるドラマだったという事は、ドラマとして大成功だったかもしれませんね。
第1話を観終わった時には、次のような感想を私は書いていました(こちら)
良かったと思います!
悪かったところはないと思います!
ですが、何が良かったのかというのが、なかなか書き出せないというか・・・。
バランスはとても良かったのですが、「ここが特にいい!」というインパクトが私としては弱かったかも・・・。
この感想は序盤の数話は引き続きそう思っていたのですが、だんだんと篤蔵が料理人として実力をつけてきて、自分を妬む人と戦いながら、兄・周太郎(鈴木亮平)の夢を受け継ぎながら、だんだんと責任を背負いながらも「まごころ」を込めた料理を作り続ける姿を見守っていたら、
自然と応援し始めている自分がいて、作品にググッと引き寄せられていました。
「役者力」という言葉がありますが、この作品は「役者力」がありながらも決してそれだけが際立つことなく、かといって音楽が派手で感動的だということもなく、わざわざカメラをアップするなどしないでも感動するところは感動が出来るという、「総合力」で素晴らしい作品だったのかもしれないなぁ~と思いました。
まぁ細かい所だけ少し不満がありますが(笑)
いつもタイトルバックの所で流れる「威風堂々」・・・私としてはあの曲はうるさくて違和感を感じました。
流すとしてももっと短くして「早く本編を流してよ!」と思い、本作は諸事情があって録画視聴だったので、あの曲の時は早送りをしていました
篤蔵を演じた佐藤健君。
若い時はいいけど中高年になったらどうかな??と思っていたのですが、実に堂々としていて、大人らしい落ち着いた口調もわざとらしく聞こえる事もなくて、終盤は貫禄が出ていてとても素晴らしかったです!
健君が主演で大河ドラマ・・・数年先にはそんな話も聞こえてくるのでは?なんて思ったのは、私だけではないような!?
俊子を演じた黒木華さんも、大和撫子な感じが実によく出ていて、特に福井弁が可愛らしく、篤蔵と再婚できて本当に良かったなぁ!!と思いながら観ていました。
「じゅてーむって、何ですか?」が本当に可愛かった!!
フランスで結婚寸前までいったフランソワーズも、私は可愛らしくて好きだったですけどね(「はい~」って篤蔵の口マネをして返事をするフランソワーズが特に好きでした)。
あとは、宇佐美さん(笑)
小林薫さんの料理人というか職人のお姿、昔から私は好きなので(ずいぶん古いドラマですけど「イキのいい奴」というNHKドラマが小さい頃大好きでした)、
小林さんの熱くて温かい職人の姿を毎回観ることが出来て、とても嬉しかったです。
篤蔵の事を本当に温かく見守っていて、いつも最善の道を模索してくれていましたよね。
篤蔵にはずっと宇佐美さんの元で働いていてもらいたかった!!と中盤までは思っていたのですが、後半も要所要所で宇佐美さんがサポートしてくれているのが分かって、とても良かったです。
お兄やん役の鈴木亮平さんも、本当に篤蔵の心に深く刻まれるような、口調は静かなのだけど温かみと重みのある演技で、とても素晴らしかったですね。
痩せた事がクローズアップされていますが、私は外見的なものではなく、お兄やんの優しい雰囲気がとても好きで・・・
鈴木さんにおかれましては、そういうストイックな方とはいえ、お身体の方も大事に大事にしてほしいな~なんて思いながら観ていました。
ホント上げていけばキリがないのと、文章力と記憶力が無いので、かいつまんだ感想で申し訳ありません。
温かい気持ちになれるドラマで本当に良かったです。
「まごころ」、しっかりと伝わりました!!
_______
春ドラマは、TBSは良いドラマが多かったですね!
春ドラマの「勝手に各賞発表」は、私自身が少し落ち着いた頃に書き残そうと思っています。
(今、夏ドラマの初回未消化ドラマが多すぎて、少してんやわんやです)
←web拍手です。
※公式HP(こちら)
毎回の感想は書いていませんが、全話観ていました。
天皇の料理番だった秋山篤蔵 (佐藤健) のほぼ一生を描いた作品でしたが、もっとじっくりと観たかったです!
キャストの皆さんの演技の完成度や、映像もストーリーも素晴らしかったので、
欲を言えば、あと少なくとも3話は多くても良かったのではないかな、と。
まだまだ長く観ていたいなぁ~と思う作品でした。
序盤の福井編と東京での修行編は、なかなかじっくりと見せてくれて良かったのですが、
フランス編と戦後編は、とても駆け足に感じたのですよね。
もちろん篤蔵や俊子 (黒木華)、宇佐美鎌市(小林薫)、山上辰吉(柄本佑)や森田梅(高岡早紀)らの変貌ぶりがしっかりとしているから、その視覚効果で「この間に何があったのかは視聴者の想像にお任せします」という今回の進行でも、違和感は全く感じることなく、置いてきぼり感もなくて、それは本当に素晴らしい事だと思うのですが。
でもまぁ「もっと観たい」と思わせるドラマだったという事は、ドラマとして大成功だったかもしれませんね。
第1話を観終わった時には、次のような感想を私は書いていました(こちら)
良かったと思います!
悪かったところはないと思います!
ですが、何が良かったのかというのが、なかなか書き出せないというか・・・。
バランスはとても良かったのですが、「ここが特にいい!」というインパクトが私としては弱かったかも・・・。
この感想は序盤の数話は引き続きそう思っていたのですが、だんだんと篤蔵が料理人として実力をつけてきて、自分を妬む人と戦いながら、兄・周太郎(鈴木亮平)の夢を受け継ぎながら、だんだんと責任を背負いながらも「まごころ」を込めた料理を作り続ける姿を見守っていたら、
自然と応援し始めている自分がいて、作品にググッと引き寄せられていました。
「役者力」という言葉がありますが、この作品は「役者力」がありながらも決してそれだけが際立つことなく、かといって音楽が派手で感動的だということもなく、わざわざカメラをアップするなどしないでも感動するところは感動が出来るという、「総合力」で素晴らしい作品だったのかもしれないなぁ~と思いました。
まぁ細かい所だけ少し不満がありますが(笑)
いつもタイトルバックの所で流れる「威風堂々」・・・私としてはあの曲はうるさくて違和感を感じました。
流すとしてももっと短くして「早く本編を流してよ!」と思い、本作は諸事情があって録画視聴だったので、あの曲の時は早送りをしていました
篤蔵を演じた佐藤健君。
若い時はいいけど中高年になったらどうかな??と思っていたのですが、実に堂々としていて、大人らしい落ち着いた口調もわざとらしく聞こえる事もなくて、終盤は貫禄が出ていてとても素晴らしかったです!
健君が主演で大河ドラマ・・・数年先にはそんな話も聞こえてくるのでは?なんて思ったのは、私だけではないような!?
俊子を演じた黒木華さんも、大和撫子な感じが実によく出ていて、特に福井弁が可愛らしく、篤蔵と再婚できて本当に良かったなぁ!!と思いながら観ていました。
「じゅてーむって、何ですか?」が本当に可愛かった!!
フランスで結婚寸前までいったフランソワーズも、私は可愛らしくて好きだったですけどね(「はい~」って篤蔵の口マネをして返事をするフランソワーズが特に好きでした)。
あとは、宇佐美さん(笑)
小林薫さんの料理人というか職人のお姿、昔から私は好きなので(ずいぶん古いドラマですけど「イキのいい奴」というNHKドラマが小さい頃大好きでした)、
小林さんの熱くて温かい職人の姿を毎回観ることが出来て、とても嬉しかったです。
篤蔵の事を本当に温かく見守っていて、いつも最善の道を模索してくれていましたよね。
篤蔵にはずっと宇佐美さんの元で働いていてもらいたかった!!と中盤までは思っていたのですが、後半も要所要所で宇佐美さんがサポートしてくれているのが分かって、とても良かったです。
お兄やん役の鈴木亮平さんも、本当に篤蔵の心に深く刻まれるような、口調は静かなのだけど温かみと重みのある演技で、とても素晴らしかったですね。
痩せた事がクローズアップされていますが、私は外見的なものではなく、お兄やんの優しい雰囲気がとても好きで・・・
鈴木さんにおかれましては、そういうストイックな方とはいえ、お身体の方も大事に大事にしてほしいな~なんて思いながら観ていました。
ホント上げていけばキリがないのと、文章力と記憶力が無いので、かいつまんだ感想で申し訳ありません。
温かい気持ちになれるドラマで本当に良かったです。
「まごころ」、しっかりと伝わりました!!
_______
春ドラマは、TBSは良いドラマが多かったですね!
春ドラマの「勝手に各賞発表」は、私自身が少し落ち着いた頃に書き残そうと思っています。
(今、夏ドラマの初回未消化ドラマが多すぎて、少してんやわんやです)
←web拍手です。
※公式HP(こちら)
ホント良いドラマでしたね。
序盤の勝手な感じには、どうなる事かと思っていましたが(^_^;)
最初は自分の夢を叶えるためでしたが、いつしか家族や周りの人みんなの夢にもなって、その期待を背負って、その人達の思いを感じながら職務を全うしていった姿には、本当に心が打たれました。
俊子にも、もっともっと長生きしてもらいたかったですが、きっとずっと近くで見守っていた事でしょう・・・。
心地よい余韻が残るドラマで良かったですね(^^)
良いドラマでしたね。
篤蔵さん、自分勝手な人でしたが、最後に自分が好きなことを突き詰められたのは、彼の周りにいた人たちが彼を理解し、支えてくれたからなんだと気が付いていましたね。
俊子ももっと長生きしてほしかったです。けなげで切なかった、、、
最後の方は涙涙で見ていました~。とても良かったです。