emitanの心にうつりゆくもの

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TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~ 第6話

2012-11-19 17:11:44 | 2012秋ドラマ
第6話 「究極の選択-1人の命vs200人の命」

篠田香織(深田恭子)は、一人で管制が出来るようになるための試験を控え、山下佑司(瀬戸康史)と近藤幸宏(要潤)からあるシチュエーションについて2つの回答を聞く。
「どちらの選択が正しいんですか?」という篠田の質問に、近藤は「答えを一つに絞るな。どの選択も正しい。エマージェンシーが重なるような場合なら、航空機のリスクをまず考えろ」と言う。
国土交通大臣・栗山(橋爪淳)が、国際会議出席のために羽田空港から出発する前に、管制塔内の視察に来たため、篠田は案内役となる。
主幹管制官・結城昇(時任三郎)は、案内後の大臣との話し合いの場で、管制官の労働環境の改善を訴え、大臣から「(国際会議から帰国した後に)大臣室の方へ来て現場の声を聞かせてくれないか」と声を掛けられる。
本上圭介(平岡祐太)は怪我をしてから初出勤となり、地上業務である運行管理室勤務となる。
栗山大臣が乗る政府専用機が離陸した後、横風により滑走路が1本閉鎖、そしてオイル漏れが発生した滑走路が出たためもう1本も閉鎖し、使用できる滑走路は1本だけとなっていた。
篠田と近藤と主任管制官・竹内裕美(瀬戸朝香)がターミナルレーダー室で管制業務をしていたところ、大臣が機内で脳梗塞で倒れたため羽田空港に引き返すことになり、メディカルエマージェンシーの連絡が入る。
そしてもう1機、エンジンが片方停止した機体からもエマージェンシーの連絡が入る。
他の空港の気象条件が悪く、2機とも羽田空港に着陸させることになり、管制部長・田辺明(蛍雪次朗)は政府専用機の着陸を優先するように指示する。
しかし、政府専用機は離陸して間もなくだったため、燃料残量が多くて着陸基準に重量オーバーで引っかかり、滑走路のオーバーランや着陸時に車輪が折れる可能性があること、1本しか運用していない滑走路が塞がれば他の航空機が行き場を失うと判断し、近藤はエンジンが片方停止した機体の方を優先させることを選択。
エマージェンシーを先に宣言したのは政府専用機であり、政府専用機に着陸優先権があると竹内は主張するが、近藤は「航空機を安全に降ろすに当たって、リスクを最小限にすることを考えて判断するのが俺たちの仕事です。大臣の命だって大切に決まってる。しかし、後方には200人の命が乗っているんです」と言い、田辺部長の静止を振り切ってエンジンが片方停止した機体の方を優先させることを選択する。
2機とも到着するが、大臣は搬送先の病院でも意識不明のままに。
マスコミからは、無線を傍受されて「管制官の指示により着陸が遅れたため病状が悪化」とだけ取り立てて報道され、近藤は管制業務の停止を命じられる。
出勤を終えて帰る篠田に、本上は「その(燃料オーバーしている航空機は危ない)ために重量の規定があるんだから。今回の判断は、両機が安全に着陸するために大事な判断だったわけで、周囲の航空機の安全も考えて行動しなければ乗客の命は守れない。でも、俺が操縦桿握っていて、乗せている乗客の命が危ないって聞かされたら、旋回はしたくないだろうな。俺なら・・・」と話して帰っていく。
マスコミの管制官(近藤)に対する風当たりは強く、結城は何としても近藤を守りたいと言うが、近藤はある封筒を結城に託す。
近藤は竹内を呼び出して、自身が管制官になった理由を話し、「12年、絆でつないでいくはずの空を必死で守ろうとしてきた。(横暴な所は)反省しないと。一つの命を追い込む選択をしたのは俺だからな。これ以上騒がれたくもないし、俺が責任取ればこの騒ぎも少しは収まるだろう。お前たちに迷惑もかけたくない」と言うが、竹内は「辞める方が迷惑よ。あなたは羽田に必要な人間よ。私、カナダに行くことになったの」と話し・・・


というような内容でした。

今回は、かなり緊迫した場面でしたね。
近藤が主人公みたいというか、主人公でしたが
深キョンはかなり映りこんでいましたけどね・・・でも、これはこれで仕方がないのかなぁ~と。
(深キョンファンの方、ごめんなさい!)
かなりドキドキしながら観ていました

緊急事態が起こった際、何を優先するか・・・
これは、他の業界でも起こりうることですが、航空業界だと何百人の命が関わるわけで。
必ずしも「これ」という正解があるわけではないのですね・・・。
命が関わらない現場なら、マニュアル化してマニュアルに則っていけば良いのですが。
でも今回の場合は、やっぱり200人の命でしょう・・・まぁ、近藤が200人の機体にもう少し機体の確認を取る必要はあったのかもしれませんが。
マスコミは話題性になりそうな所を徹底的に攻めますからね・・・放送している○ジテレビだって、ねぇ
近藤は辞表を出したのかと思ったけど、予告編を見たら・・・次回も近藤が主人公になりそうですね。

本上の「俺(が政府専用機のパイロットだった)なら・・・」の続きが聞きたかった!
本上は地上勤務に就いて、取りあえず航空業界に復帰しましたね。
「元パイロットの視点」として地上から航空機を支えるのか、パイロットに復帰できるのか・・・どこまで描くのかな。

最後の方で、近藤が「なぜ航空機が出発する時に整備士やマーシャラー達が並んで手を振るのか」について話をしていましたが、私もこの意味を中学生か高校生の時に聞いて「航空業界っていいな!」って一時期思っていたんですよ。
整備士等になるには・・・と受験科目や偏差値をすごく調べまくったのですが、理科が大の苦手だったので早々に諦めざるをえなかったというオチだったのですが
なので、「近藤と同じだ!!」なんて、少し喜んでしまっていました(近藤はドラマ上の人物ですけどね
いちおう、近藤の言っていたセリフを書き留めておきます。
乗客に振っている他に、本当の意味は「パイロットに『この航空機は私たちが責任を持って整備しました。だから安心して飛び立ってください』っていう無言のメッセージが込められている。パイロットが手を振りかえすのも『了解しました、あとは僕たちが安全に飛行してきます』というメッセージらしい」

まぁ、そんなこんなで、とても興味深くて良い回だったと思います
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2 コメント

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おはよう~わんす (ルル)
2012-11-20 11:05:03
昨日の関東はとても寒くて
夜など冷凍室かいと思いましたが(笑)
北海道はもっと寒いのでしょうねー。

>本上の「俺(が政府専用機のパイロットだった)なら・・・」の続きが聞きたかった!

そうそう!同感です

今回はホント!スリリングで
目が離せなかったですよねー。
初回はともかく
2話以降にこの話があったら
視聴者も離れなかった気が

手を振る意味
ワタシは知りませんでしたが
emiさん、そんな思い出が
ドラマで振りかえられるって
そういう時、このドラマを観て
良かったって思いますよね。
だから
ドラマは止められない
返信する
>ルルさんへ (emi)
2012-11-20 20:20:50
ルルさん、コメントありがとうございます!
私の住んでいるところは、3日連続雪が降って寒いです。
最高気温も5℃以下の日が続いていて(朝はもちろん氷点下)、「ようやく冬が来ちゃったかぁ!」という感じです(笑)

今回の話は、すごく面白かったですよね!
第1話と今回の第6話は、緊迫感が伝わってとてもドキドキしました。
視聴者が戻ってくると良いですね(^_^;)1話完結ですし。

うふふ、「手を振る意味」は私にドンピシャでした♪
誰から聞いたかは忘れたのですが、「空港に勤めたい!!」と思って、何か月か密かに真剣に悩んだ記憶があります(笑)
「キャナメと同じだぁ!!」なんてね(←キャナメさんがじゃなくて、キャナメさんが演じた役ですけど 笑)
世の中に同じこと考える人が他にもいるんだなぁと嬉しくなりました
(私は実現できませんでしたが。というか、努力もせず諦めましたが)。

自分と投影できるドラマに出会うと、楽しいですよね!
私も今、ドラマを観るのが止められません
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