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平清盛 第41話

2012-10-21 22:05:53 | 平清盛
第41話 「賽の目の行方」

清盛(松山ケンイチ)の娘で高倉天皇(千葉雄大)の中宮となった徳子(二階堂ふみ)は、いまだに懐妊の兆しは無く、後白河法皇(松田翔太)は9番目と10番目の皇子を都に呼んで天皇の養子にした。
その知らせを聞いた清盛は、長男・重盛(窪田正孝)に命じて法皇に平家の忠義に二心が無いことを伝えるよう命じる。
重盛はそのことを法皇に伝え、清盛の四男・知盛(小柳友)を蔵人頭の職にとも伝えるが、法皇は別の者を蔵人頭に任じる。
その動きを見た清盛は、比叡山の僧・明雲(腹筋善之介)を呼び、「いざという時には、お力を貸してくだされましょうな。法皇様のお力を抑えねばならぬ、そう思うた時にござりまする」と話す。
亡き建春門院滋子(成海璃子)などの千僧供養のために、東国にも租税の調達が幾度も行われるようになり、東国の武士の不満は募っていた。
それを知った北条政子(杏)は、源頼朝(岡田将生)に「このまま朽ち果ててはなりませぬ。東国武士のため、立ち上がってくださりませ」と呼びかけるが、頼朝は「そなたには分からぬ、平清盛がいかに恐ろしい御方か。私ほどに知っている者はおらぬ」と言って去っていく。
法皇は、滋子の千僧供養のために福原を訪れるが、清盛に「もうここへ来ることはあるまい」と告げる。
清盛は家臣・盛国(上川隆也)に「いざという時・・・その時が来たようじゃの」と話す。
西光の息子・師経(清水優)が任地である加賀にある比叡山の末寺に訪れた時に押し問答となり、騒ぎが発展して寺を焼き討ちする事件が起こり、比叡山が西光の2人の息子を流罪とするよう強訴を起こす。
法皇は重盛を呼び強訴を退けるよう命ずるが、重盛の家来は誤って神輿に矢を放ってしまう。
重盛は清盛に必死に詫びるが、清盛は「ようやった。これで朝廷は比叡山の求めに応じざるを得まい」と微笑み、今回の発端となった事件は自分と明雲が謀ったことだと話す。
重盛が「平家の力を高め、王家をお支えし、その先に父上の作りたい国と言うものがあるとばかり思うておりました。違うのでござりましょうか」と尋ねると、清盛は「賽の目は、目まぐるしく変わるものぞ」と答える。
朝廷では評定で西光の息子2人の流罪が決定し、必死に取りすがる西光に左大臣・藤原兼実(相島一之)は「(神輿に矢を放った)郎党たちは既に捕縛しました。だが、それしきでは比叡山の気が収まらぬのは道理」と言う。
それを聞いていた法皇は西光に「そなたは入道に陥れられたのじゃ。(2人の息子の)流罪で父である西光、そなたの力は削がれよう。平清盛は、わしの力を削ぎ、わしを退けて、この国を思うままに操ろうと企んでおるのじゃ」と怒りながら話す。
法皇と西光、藤原成親(吉沢悠)らは、京の鹿ヶ谷にある山荘に集まり・・・


というような内容でした。

今日は「双六の賽」に例えた描写が多かったですね。
松田聖子さん演じる乙前のセリフ「己の番が巡ってきた時、よりよい目を出す他に勝つ道はござりませぬ」が、全てを物語っているような。
重盛がまた翻弄されて・・・重盛には事前に本当の事を話して、そういう教育をしていけば良かったのにね
こういう「清盛」と「後白河法皇」の権力争いの影で、東国では不満が少しずつ大きくなっているという描写も織り込まれていて。
中枢がこんな目先の事ばかり考えていれば、また争いが起こるのも当然ですよね。

いやぁ・・・今日はほんと、お坊さんばかりだった・・・
清盛、法皇、西光だけではなく、明雲や加賀の寺の僧などたくさん出てきて、何だかすごい回だったなぁ、と
しかも濃いお坊さんばかりで、それだけで笑えるおなかいっぱいになってしまいました(って、本筋とは関係のない感想が思い浮かび、スミマセン
あとね・・・ちょっと法皇様と乙前さんのピアスの跡が気になり・・・。
登場人物が少なくて、話が分かりやすかったので、細かい所に目が行ってしまいました

いよいよ次回は「鹿ヶ谷事件」。
結末しか知らないので、どう清盛が立ち向かっていくのでしょうか?
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