emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

はじめまして、愛しています。 第3話

2016-07-29 16:47:18 | 2016夏ドラマ
第3話 「あなたの、あいを、ためします」

里親の愛情を図る「試し行動」は、ほぼ100%の確率で現れるのですね
そして、それが1週間で終わることがあれば、6か月続くことも
でも、子供に気が済むまでやらせて、叱ってはならず、もし叱ると不満や怒りを心に溜め込んで思春期に爆発するパターンが多いとか
「いずれ終わる」から、なんとか受け止めてあげてほしいとの事。

・・・とは言っても、一日中一緒の梅田美奈(尾野真千子)が本当に辛そうでした
そんな中、夫・信次(江口洋介)が妹・不破春代(坂井真紀)や美奈の父・追川真美(藤竜也)まで家に呼んで、本当に無神経というか、観ているこちらも腹が立ちました(←ドラマなのに)。
美奈が爆発する気持ちがよく分かったのですが、信次も美奈と別れてまで一(横山歩)を養子にする事はしなかったですね。
で、美奈の意を汲んで一旦施設に預かってもらって、美奈をもう一度説得しようとし、
美奈も、一と交わした約束を思い出して、一が自分を選んでくれたことを思い出して、大反省して・・・
美奈と信次が施設に戻って「一!」と呼んだ時に、一が反応して駆け寄って美奈に抱きついたシーンに、ホロッと涙してしまいました

そんな感動的な終わり方で良かったな~と思ったら、次の新たな試練の予告ナレーションが
でも、一もまだどうしたらいいのか自分自身の事が分からない年頃だし、色々と行動に出てしまうのでしょうね。
そういう事をしっかり描いている本作は、本当に見応えがあります。


一は、美奈の事を本当に求めているようですね。
美奈の愛情を確かめたら怒られてしまい、捨てられたと絶望していたら迎えに来てくれて、美奈に抱きついて・・・
少しずつだけど自分を表現し始めている姿が出てきていますね。
演じている横山歩君が、本当に素晴らしいです!!
1年前にお父さん役だった速水もこみち君に無表情でいるのは、大変だっただろうな…。

美奈の父は、秘書・日陰蘭(根本りつ子)に言われて美奈の家に来たと言っていたけど、そういう面もあるだろうけど、美奈の事もきっと気に掛けていますよね?
ただ、関心が音楽の方に行ってしまいがちになるというだけで・・・
「音楽って美しいだろ?
 この世界にはね、もっと美しい曲がたくさんあるのさ。
 教えてやるからな、ね」
と一に言っていたけど、そういう「想像の翼(←どっかで聞いたことがある言葉w)」みたいな音楽の良い所を、お父さんからも一に教えてあげてほしいです。
娘である美奈には出来なかった分、孫になる一には・・・


児童福祉司・堂本真知(余貴美子)は、冷たいように見えるけど、言っていることは深いというか・・・
「私たちは、里親さんのために この仕事をやっている訳じゃありません。
 愛してくれる親が必要な子供のためにやっているんです。
 一番大切なのは、子供の命です。その成長です。幸せです。
 そのために今この一瞬一瞬が命なんです。
 時間を無駄にして、問題を先延ばししている暇はないんです」
里親を希望している夫婦に、夢物語を語るのではなく現実をキッパリと伝える事で、子供を大切な命として守っている・・・


船長・信次の船に乗っていけば「何があっても大丈夫だ」とは私は思わないけど(爆)、
二人がこれからどんな家族を作り上げていくのか、引き続き見守りたいと思います。
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 第2話
※公式HP(こちら
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