emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

信長協奏曲 第1話

2014-10-14 20:56:01 | 2014秋ドラマ
第1話 「高校生が戦国へ!?スニーカーで生き延びろ!!戦国で見つける青春、友情、ときどき、恋」

修学旅行で時代村を訪れた高校生・サブロー(小栗旬)は、同級生(飯豊まりえ)に告白をするが、断られそうになるのを察知して、答えを最後まで聞かずにその場を去る。
その事を友達に話すと、友達から「お前、ガキの頃からずっとそうだよな。いい加減その逃げ癖、何とかしろよ」と言われたため友達の元からも逃げ出し、「戦国時代体験ツアー」という立て看板を倒し、更に塀を乗り越えて時代村を出ようとしたところ、足元を滑らせて坂を転がり落ちてしまう。
目が覚めると、馬に乗った自分にソックリな男・織田信長(小栗旬・二役)と沢彦(でんでん)が馬に乗って現れ、サブローに「ワシの代わりに織田信長として生きてくれぬか?ワシは生来、体が弱く、この乱世ではとても身が持たぬ。お主に織田信長の証としてこれをやろう。よいか、お主がもし偽物と知られたら、その時は織田家家臣に斬り殺されるぞ。あとは任せたぞ」と言って刀を渡して去っていく。
その後、織田家家臣・池田恒興(向井理)らがやってきて、サブローを信長と勘違いして館へ連れ帰り、サブローのおかしな言動については「馬から落ちて頭を打ったから」と思い込んで、家督争いをしている信長の弟・信行(柳楽優弥)らに異変を知られないように苦心する。
そんな中、今川義元勢が攻めてきたとして織田家は出陣し、サブローは単なる時代劇体験だと思っていたが、実際に自分の頬が斬られたり、目の前で兵士が血を流して死んでいくのを見て、それが現実に起こっているものだと知る。
そして、織田家の旗を持っている武将までもがサブローを斬ろうとしたため、サブローが大声で助けを求めると、恒興がその兵を斬り捨てて助け、その兵は信行の刺客であろうことを話すが、サブローは兄弟間で争いをしているという事が信じられない。
夜中、サブローは館を抜け出すが、捜しに来た恒興はサブローに「かように何度も信行様からお命を狙われては、恐ろしくなり逃げだしたくなっても仕方ありません。しかし、信長様はこうしてこの尾張に残っていて下さった。礼を言うのは私の事です。いつの日か織田家がその名を日ノ本中に知らしめるほど大きな大名になること、それが私の夢であり望みであります。だからその日までこの恒興、必ず信長様をお守りいたします」と声を掛けると、サブローは「ありがとう、恒ちゃん。これからずっと守ってね」と泣きながら手を握る。
館に戻ったサブローは、妻・帰蝶(柴咲コウ)と共に寝ようとするが、帰蝶は「お前を妻として見る気はないと言ったのは、どこのどいつじゃ?信秀様や家臣達の手前ではしとやかな姫様を演じるよう言ったのは、お主であろう?」と言って冷たくあしらう。
サブローは家臣から、帰蝶は美濃の斎藤道三(西田敏之)の娘であり、織田家を存続させるためには帰蝶と喧嘩をしてはならないと諌められる。
美濃から帰蝶の兄・義龍(新井浩文)が様子を見に来ることになり、サブローと帰蝶は会見場所へ向かうが、馬が急に暴れだし、その騒ぎの最中で帰蝶が行方知れずになる。
帰蝶は信行の刺客に連れ出されて監禁されるが、サブローのカバンからこっそり持ち出していたスプレーを刺客にかけて逃げ出して物陰に隠れていると、帰蝶を探していたサブローと恒興たちが近づいてくる。
恒興が帰蝶が見つからないとサブローが責任を取って道三に首を差し出さなくてはいけなくなると話すと、サブローは「なんだよ、それ。そんなことで捜していたのかよ。戦とか俺の首とか、そういうの後で考えればいいじゃん!帰蝶が危ないんだったら助けてやらなきゃ!心配じゃねぇのかよ!?」と怒鳴り、それを聞いた帰蝶はサブローたちの前へ現れて、会見場へ向かう。
無事に義龍の元に到着するが、サブローが信行に「こういうの違うだろ?俺ハメるために帰蝶狙うとか、汚いマネするなよ。俺狙ってるんなら、直接来い!分かったか!」と怒鳴っているのを、父・信秀(団時朗)は遠くから見守っていた。
その夜、義龍を歓迎する宴が催されるが、信秀が厠へ行ったところ、何者か(山田孝之)が信秀を何度も斬りつけ、瀕死の信秀はサブローを呼んで「お前が織田家を継ぐのだ。お前がこれより織田家の当主だ。頼んだぞ、信長」と言って息絶える。
織田家を継ぐ自信がないサブローは、恒興から「逃げるのですか!?」と怒られ、今まで逃げてばかりの人生だったことを回顧したサブローは、ここは逃げずにいこうと考えを改め、家臣たちに週休制を設けたり、食事を一日2食から3食にしてみるなど、色々な提案を始める。
そんな中、信秀の代から領地争いをしていた親戚・織田信清(麿赤兒)がやってきて、争っていた土地が欲しいと言い出したため、サブローは戦をするくらいならとあっさりその土地を信清に与えてしまうが、かつてその領地争いにより父親を失った恒興は激しく怒って失望し、信行側に寝返ることを決める。
信行は謀反を起こし、恒興は信長側に居続けて劣勢になった時に信長に切腹を迫る役回りをすることになるが、サブローがためらっている間に信清が領地のご恩に報いるためとサブローの加勢にやってきて、信行軍を敗北へ追い込み、信行とその家臣・柴田勝家(嶋政宏)を捕える。
捕えられた信行に対してサブローは「終わった後、見た?たくさん死んでたよ。お前のせいで死んだんだぞ!俺、言ったよな?やるなら直接俺をやれって。関係ない人たち、巻き込んでんじゃねぇよ!お前についてた人、どんだけ死んだか分かってるのか?458人だよ。それだけの人がお前のために戦って死んだんだぞ。死にたかった奴なんかいるわけないだろ!死んで本望な人間なんているわけないだろ。家臣は道具や駒じゃない。人なんだ。一人一人に死んだら悲しむ奥さんや家族がいるんだ!生きててほしいって思う人達がいるんだ!信行、お前にだっているんだぞ!だから俺は、お前を絶対殺さない」と怒鳴りつける。
それを聞いた勝家は、館へ帰る途中の信行に「我々は信長様を勘違いしていたのかもしれません。死ぬはずだったこの命、一度死んだつもりで信長様にお仕えしてみませんか?織田家のために」と声を掛けるが、信行はサブローの隙に乗じてサブローを刺し殺そうとする。
しかし、それを勝家が直前で止めると、信行は「ただ遅く生まれただけでお前の家臣で終わる人生など要らん!」と言って自分の腹を刺し、勝家が介錯をして息絶える。
家臣たちは「お見事」「見事な切腹にございます」と言って賞賛し、それを見た恒興も自分は信長を裏切っていたとして切腹しようとするが、サブローは必死で止め、恒興に「頼むから死ぬな!命令だ!何なんだよ、アンタら…何なんだよ!」と怒鳴る。
その夜、物思いにふけっていたサブローの元に帰蝶が現れ、サブローが「慰めに来てくれちゃった感じ?」と話すと、帰蝶は「相変わらず情けない。いつまでも落ち込んでいては敵に狙われるだけじゃ。あらゆる所に敵がいるのだ。この世の中、弱き者は死んでいくのみ。それでは信秀様も浮かばれぬぞ」と怒り、サブローは「辛いわ…戦国…。俺、甘かったみたい。何とかなるだろうで生きてられたのって、現代だったからなのかなぁ」とつぶやく。
その頃、信行が死んだと聞いた沢彦が信長に城に戻るか聞いたところ、信長は「もうよい。わしは新たな名を授かったのじゃ。明智光秀という名を」と話して・・・


というような内容でした。

そうそうたるメンバーで、キャスト名を見ただけで観る前はお腹いっぱいだったけど、いざ観てみると、役名は分からなくてもキャストの顔で流れが把握できる感じで、それはそれで良かったなぁと思いました。
(大河・平清盛の時も、たくさんの人数&似たような名前の人物が多いから、キャストの顔で覚えてもらうためにビックネームを多数起用したという話があったような・・・)

主人公以外は戦国時代の人物・・・このドラマは主人公が小栗君という実力派俳優で、しっかりと設定を作り込んで演じているので、とても安心して観ることができそうで良かったです。
そして、1話のみ(?)の信行役・柳楽優弥君の目力&エゲツなさが、特にハンパなかったです。
恒興役の向井君も、このドラマはなかなかいい感じに思えました(かなり重要な役どころのよう?)。

主君のために命を投げ出すことが当たり前だと思っている戦国時代の人たちにとっては、サブローの「死ぬな!」という考え方は「ただの腑抜け」にしか思えないのでしょうね
そのため、だんだん家臣(恒興すら)が離れていったけど、サブローの思いは別な形で波紋を呼び、犬猿の仲だった親戚・信清が助けに来て
「御恩と奉公」という言葉を日本史で習ったことがあるけど、文字通りの映像でしたね

本物の信長は、本当に体が弱いから、サブローに託して尾張から去ったのかな?
「うつけ」というのは、信長もそうだったのかな??
サブローと代わる前の信長というのはどういう人物として振る舞っていたのかが、少し気になります。
そして何故「明智光秀」に名前を変えたのか!?
たまたまなのか?「光秀は信長を殺す人物」だと知ったから光秀に今からなり替わったのか??
私は原作もアニメも見ていないので、今回のラストの展開にとてもワクワクしました!
(昨日、番組終了後のツイッターのトレンドに「光秀」が上位に入っていました

あんなサブローだけど、時々良い事もたくさん言っていましたね
「家臣は道具や駒じゃない。人なんだ!」
というセリフは、なかなかググッときました。
今の時代にも通じる言葉かと・・・
「道徳」の良い勉強にもなりそうですね~。

これからもパーカーを、洗っては着て→洗っては着てを繰り返すのかな?
そんなに着こごちがいいのかしら?
スニーカーやパンツは履き続けたいという気持ちは分かるけど(笑)

サブローの影響で「バイバーイ!」と手を振る家臣たちだったけど、これからどんどん「平成化」しちゃうのかしら


1分前のカウントダウンも、良かったです
半兵衛ちゃん(直人さん)がいないのは残念でしたが・・・
友情出演だし、まだ撮影に入ったばかりだから、たぶん出ないだろうな~とは思ったのですが、ちょっとだけ期待してしまいました

・・・と、まずまず楽しめた初回だったのですが、唯一嫌だったのが
「この監督のCMの入れ方が嫌い」
でした
中身は面白く仕上がっているのに、ストーリーに引き込まれ始めた途端にCMに入るという場面が何度もあり、ムカッときました
(この監督の他作も、そういうのが過去に何度もあったので・・・CMは2分以上でもいいから回数を減らそうよ・・・)

少しだけ不満はありましたが、結構楽しめて良かったです
←web拍手です。
※公式HP(こちら
____________

フィギュアスケートの高橋大輔選手の引退のニュースで、今日はとてもどんよりとしていました・・・。
午後からはニュースをあちこち見たりして、やっぱり本当だったんだ・・・と
別な日に、改めて記事に起こして書きたいと思います。
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