emitanの心にうつりゆくもの

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Nのために 第8話

2014-12-06 17:41:41 | 2014秋ドラマ
第8話 「エリート夫の嘘と罠…炎に消えた真実」

2014年。元警察官・高野茂(三浦友和)と妻・夏恵(原日出子)が青景島でお墓参りをしに行くと、成瀬慎司(窪田正孝)も来ていて、3人は食堂に入り、成瀬は「ジョア・デュ・ピュリック KAGURAZAKA」というレストランで働いている事、そして自分のケータイ番号を教える。
夏恵は席を外し、高野は成瀬に「さざなみの事件、来年時効やろ?定年迎えてからも捜査に見落としがないか、県警に通い詰めたんよ。そこでお前と希美ちゃんが別の事件に関わっていることを聞いた。妙な事件よな。一人一人の言い分は筋が通っとる。ほやけど、全体を見るといびつなんよ。ほんまにあそこにおった全員が同じもんを見たんやろか?しょっぱなに西崎君が自白したことで、警察は大事なことに目つぶっとるんやないかな?そう思って関係者に会うた。スカイローズガーデンの事件を調べ出したんは、お前と希美ちゃんの繋がりを知りたかったけん。何かせずにはおれんかった。お前と希美ちゃんを疑う気持ちがどうにも消えん。何でこんなことになったんぞ。何で二人を疑わんといけんのよ。二人は辛い目に遭うて、それでも精一杯やっとったんを俺はこの目で見たろが。何遍そう思うても、疑いが晴れん。これを放ったままでは俺はよう生きていけん」と話すと、成瀬は「どう話したらホントと思ってもらえるのか分からんけど、杉下は何もしとらんけん。火つけたのも俺やない」と話す。
高野は「14年。同じ所に留まってるのは俺だけなんかな」と言って、杉下希美(榮倉奈々)のケータイ番号を成瀬に教える。
西崎真人(小出恵介)の住む野バラ荘を訪れた希美は、西崎が送ってきたお金を返すと、西崎は「気に入らないだろうが興信所を使った。どうしてるか気になったからな。(そして病気の事を知りお金を送った)」と話す。
希美は「私は西崎さんに出会わなきゃよかったって思ったことは一度もないよ」と話し、西崎が「何か俺にできることはないか?未だに誰にも頼らない気でいるんだな」と尋ねると、希美は「そんなことない。仕事するようになって分かったけど、誰かに頼ったり頼られたりして初めて一人前になるのね。でも病気の事はまた別だから。今まで楽しい事たくさんあったし、安藤と三人でいたころは本当に楽しかった。安藤の次は私がここ出てくと思ったのに、西崎さんが先にいなくなって寂しかったよ」と言って先日安藤にプロポーズされたことを打ち明け、「安藤には弱っていく所見られたくないし、元気なとこだけ覚えていてほしい。(後で安藤が怒ったら)西崎さんがなだめて」と話す。
西崎は「この10年には意味があった。ありがとう、杉下」と話すと、希美は「私も西崎さんに同じような事言いに来たのに、先越されちゃった」と話し、静かに涙を流す。
2004年。成瀬は『N作戦Ⅱ』を西崎に持ちかけられるが、成瀬は「申し訳ないけど協力できません。僕は料理を楽しんでもらうために働いているのであって、人助けに協力しろって言われても困ります。だいたいセキュリティが厳重な建物に侵入って、何でそんな現実味のない事考えるんですか?警察とか専門機関に相談した方がいいんじゃないですか」と話す。
西崎は「警察は事が起こってからじゃないと動かない。事が起こってからじゃ遅いんだよ。(連れ出した後は)安全な場所に保護してもらう。DVシェルターやらそういう所に。歪んだ場所にずっといると、そこが歪んでいることに気づかなくなる。外に出て自分が歪んだ場所にいることに気が付いてほしい。奈央子が無事ならそれでいい。とはいえ成瀬君、バカな相談を持ちかけてすまなかった」と話し、3人で夕食を食べる。
希美が成瀬を駅まで見送っている間に、安藤望(賀来賢人)が希美の部屋にやってきて、「シャルティエ広田」に希美の同級生が働いていることを知る。
レストランに出勤した成瀬は、12月24日に出張サービスのキャンセルがあった事を知り、希美にその日なら予約が取れることを伝え、希美に「大事な人がひどい目にあってて、いてもたってもいられない気持ちはわかる。だから協力する」というメールを送る。
その頃、三羽商事に勤める安藤は野口貴弘(徳井義実)と共に役員に呼ばれ、安藤は仕事ぶりを褒められるが、貴弘は「いつまでもバブル思考じゃダメだよ。これからはリスクを負う度胸も持たなきゃ。一昔前は営業のエースと言えば野口君だったけど、安藤君の時代が来るね」と言われてしまう。
週末、希美と安藤は貴弘のマンションに行き、貴弘と安藤が将棋をしている間に、希美は貴弘の妻・奈央子(小西真奈美)に「本当に大丈夫ですか?野口さんは奈央子さんの事、大事にしてくれていますか?」と尋ねると、奈央子は「欲しいものは何でも主人が与えてくれるし…でも、持ってないものもある。それはね、一人で生きていく力。私にはどう頑張ってもつかめない」と話す。
希美が「そんな風に思わないでください。本当に欲しいと思ったら手に入るはずです。奈央子さん、もし野口さんに…」と声を掛けていると、貴弘が話に入ってきて、話はそれで終わってしまう。
成瀬は野バラ荘へ行き、西崎と希美と『N作戦Ⅱ』の打ち合わせをし、当日は「安藤ノゾミ」という貴弘の部下で野バラ荘の元住人も呼ばれていることを聞く。
成瀬が帰った後、西崎は希美に「奈央子は俺に連れ出してほしいと思ってるのかな?連れ出しに行ったはいいが、家から出たくないと言われないとも限らない。俺たちがやってる事は正しい事なのか?文学の世界では何でもアリだが、現実世界はそうじゃないだろ?」と尋ねると、希美は「奈央子さんに断られたら、それはしょうがないよ。でも後からなんであの時助けなかったんだろうって思うのは、嫌でしょ?じゃあやろうよ。何かあっても私と成瀬君がついてるから。ねっ」と話す。
ある日、奈央子は貴弘に外食に連れて行ってもらい、トイレに行くフリをして店の外に出て、西崎に電話をかけて「助けて!来週金曜日のクリスマスイブに、希美ちゃんがウチに食事に来ることになってるの。主人と書斎にこもって将棋をするはずだから、連れ出してほしいの!花屋のフリをして6時前に家に来て!『ラ・フルール・マキコ』っていう花屋に花を注文したことにしておくから、お願い助けて!あなたにしか…」と話したところで貴弘に見つかってしまい、奈央子は慌てて西崎の連絡先を書いたメモ紙を側溝の穴に捨てる。
成瀬は店長から、野口家のクリスマスイブに招待されている「安藤ノゾミ」が男で、希美にサプライズでプロポーズしようとしていることを聞く。
2014年。西崎は野バラ荘の大家・野原兼文(織本順吉)から「戻ってきてから実家に挨拶に行ったの?いつまでも先延ばししていると、ますます行きづらくなるよ。事件の事はゴメンナサイって謝ってくればいいんだから。決心がつかないんだったら、私が一緒に行ってあげようか?」と声を掛けられ、西崎は「一人で行けるよ」と笑って答える。
成瀬は、青景島で来年3月にオープンするフレンチレストランの工事現場を見に行く。
同じく青景島にいた高野は、夏恵が書き残した置手紙を読んで愕然とする。
東京で、がんの緩和ケアセミナーに出席した希美は、帰る途中で具合が悪くなり、成瀬からの電話に出ることができず・・・


というような内容でした。

燭台で貴弘を殴ったのは奈央子ってことなのかな?
で、貴弘を殴った後、奈央子は自殺?
でも、それだったら西崎が罪を被る必要はないですよね・・・
ということは、奈央子が殴ろうとしたら貴弘がナイフを持って奈央子を刺してしまい、それを見た成瀬が貴弘を殴って殺してしまい、その罪を西崎が被ったとか?
(希美が殴り殺したのだとしたら、余命が少ない今、高野に本当の事を話してもいいような気がするので・・・)
火のついた燭台を最初に手にしたのは奈央子ということが取りあえず今回分かりましたが、それ以外は依然として不明な事ばかりですね

「後からなんであの時助けなかったんだろうって思うのは、嫌でしょ?」という考えは私も分かるので、希美と西崎があの日の事は後悔していなくて、その後の10年間の事は無駄ではなかった(意味があった)と思っているのは分かるのですが・・・
でも、殺人ではなくて、もう少し別な方法で救出できていればよかったのに・・・とは、観ていて強く思います。

安藤は、成瀬がパーティに来ると分かっていて、それを見越して希美にプロポーズしようとしたのでは?
・・・うーん、成瀬派(←そういう派閥があるのかは分かりませんが)の私としては、「安藤、いやらしいよ!」って、ちょっと思ってしまいました
成瀬の存在がずっとチラついていて気になり、海外赴任もあり得る状況というのもあって、希美を早く確保したいという気持ちは分かるけど・・・
お店でその話を聞いた時の成瀬の表情が切なかったです・・・(でも美しかった←スミマセン

希美の気持ちはどうだったのかなぁ・・・
私は「希美=成瀬」だと勝手に思っていたのですが、安藤が海外赴任もあるかもしれないと聞いて寂しそうな表情をしていましたよね
単純な友達以上の感情があるようにも見えたけど・・・。
成瀬とは、さざなみの火災での「罪の共有」があるから、希美の中では成瀬への思いは封印して、成瀬とくっつくことは考えから外していて、ゼロということなのかな?
でも、お似合いなのに・・・(って、安藤派の方には本当にゴメンナサイですが

で、さざなみの火災・・・
やはり夏恵は、放火の犯人を知っているのですね。
でも、手紙に書いてあることが真実とも限らないかもしれませんし・・・。
成瀬は自分が火をつけたのではないと高野に話していたけど、だとするとお父さん自身?それともお母さんとか!?
(何となく美保純さんがまた出てくるかも!?と、ちょっと思ったりもしているのですが・・・)
成瀬は、何かの事情で真犯人を知っているけど、それを話したら不都合が生じる(火災保険が下りないとか)から、黙っているとか??
でも、希美は成瀬が犯人だと思っているような気もするし・・・。
「罪の共有」の真相も、とても気になります。。。

希美の病気は本当だったのですね
早く成瀬が知って、短い間かもしれないけど希美を幸せにしてあげてほしい!!
でも、2つの事件の両方の真犯人が成瀬なのだとしたら・・・
いずれにしろ、やっぱり「切ない」の3文字に尽きるような気がします

あと2話くらいでしょうか?
色々な思惑が絡み合っていて、相変わらずドキドキしながら引き込まれています!
←web拍手です。
※これまでの感想
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