正義のセ 第１話

第１話　「阿川佐和子原作!!仕事に恋に真っすぐな新米検事の初事件」

全く捻りのない王道の展開で、逆にビックリ！
これだったら10分延長しないで、もう少しスピード感を持たせれば良かったのに・・・。
でも、春らしいド直球の「新社会人が頑張る物語」として微笑ましく観ることが出来ればいいな～という期待もあり、継続視聴していこうと思っています。
私の好きな法律物でもありますし。
そして、私が主人公に対して思う気持ちは、検察事務官・相原勉（安田顕）が顔芸や鋭い指摘で代弁してくれていますしね

それにしてもヒロインの検察官・竹村凜々子（吉高由里子）は、あんなに感情移入しすぎていて大丈夫なのだろうか・・・。
２年目ということだけど、最初の赴任地やそれより前の研修？司法修習？の時の指導が足りなかったのでは？？

相原の一言一言が、いちいち「ごもっとも！」でした
取り調べに私情は禁物です
冷静かつ多角的なご判断をお願いします
喜怒哀楽がハッキリしすぎ
取り調べ中に検事がキレるなど言語道断
被疑者にあそこまで同情するのも良くない
被疑者に乗せられないように気を付けてください
出来るだけ感情を抑え、ご自分を律する努力を
取り調べに先入観は禁物です
被疑者の言葉に惑わされてもいけません
分かっていることは一つだけ。被害者か被疑者、どちらかが嘘をついている。
そして相原の、言葉だけでなく、多彩な表情も面白い！
まさに顔芸ｗｗｗ
顔の表情でも言いたいことを物語っていて、目が離せません

でも相原は、凜々子の事を妨害しているのではなく、冷静に見定めていて、
検事の失言や失態を防ごうと頑張っていて、
検事の言葉足らずな所はフォローし、
事実が見つかりそうになったら全力で協力
ようやく決定的な証拠を見つけて、凜々子とハイタッチしてあげればいいのに、しないところがまたいい感じでした

同僚検事たちも、凜々子に好意的という訳ではないけど対決という感じではなく、さりげなくアドバイスしているのが観やすくて良かったです。
お前はただ被害者の証言を信じているだけだ。そんなの検事じゃなくてもできる
物証はない、目撃者もいない、客観的証拠が何もないんじゃあね・・・起訴するかどうかは証拠があるか無いかが全てだから
個人的にはコイツ絶対にやってるな～と思っても、確実に有罪だと立証できる証拠がなければ起訴は出来ない。悔しいけどね


検事の仕事は、法と証拠に照らして罰すべき者を罰すること。
　そして、罰すべきでない者を罰しないこと。

支部長・梅宮譲（寺脇康文）が
「日本の刑事裁判で有罪率が99.9％なのは、我々検察が証拠を厳密に精査して出来る限りの真実を明らかにした上で起訴してきたからだ。
　今の君は被害者のことばかりに頭が行ってるようだが、被疑者だって起訴されたら生活が一変してしまう」
と言っていましたが、思わず松潤君の顔を思い出した、じゃなくて一方に肩入れすることなく、事実をしっかりと見定めることをしてほしいですね。
ドラマタイトル、「正義のセ」ではなくて「基本のキ」なのでは！？って思ったり

あとは、最後の方で検事・大塚仁志（三浦翔平）が言っていましたが、
「お前が後回しにした事件にも被害者はいる。事件を一つ解決したからって、一人前の検事になったと勘違いするな」
という言葉も、その通りだよな～と思いました。


うちもドライブレコーダー付けようかな・・・！？
ちょうど昨日、あおり運転をした人を暴行罪で起訴したというニュースがあったのもあって、少しよぎったところでした。
今まで煽られたことは ほとんどないですけど、ドラマでも現実世界でも最近ドライブレコーダーが大活躍ですからね～。
魚眼レンズの方が360度網羅できるらしいってのも、昨日の情報番組で観た所でした。


話はドラマに戻りますが、
キャストでは、朝ドラ「わろてんか」キャストが気になりすぎました（笑）
アリスちゃん、今回は主人公の妹役だけど、私からしたらバリバリ「姉御」「お姉さんキャラ」なのですが・・・
大野拓朗くんは、主人公の彼氏でバリバリ働くエリート社員のようだけど、「わろてんか」でいい加減な感じだったイメージがまだ私の中で残っているのですよね・・・
お二人とも私の残像を捨てることができるか、そこにも注目です。
（アリスちゃんは「釣りバカ日誌」で、大野拓朗君は「三匹のおっさん」で演技が上手いのは知っているので、苦手意識はないのですが）


ということで、今のところはヤスケンさんの顔芸を楽しむドラマになっていますが、
引き続き視聴していこうと思っています。
感想を書き続けるかは、様子見です。
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