emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

浪花少年探偵団 第9話

2012-08-29 22:54:46 | 2012夏ドラマ
第9話 「おばあちゃんは殺人犯?嘘と涙」

老人・松岡稲子(中原ひとみ)が一人で住むアパートに、男・永島和雄(三上市朗)が夜中に侵入したため、稲子は手元にあったゲートボールのスティックで永島を撲殺したという事件がある。
稲子は、前日に400万円を銀行で下した時から狙われていたのではないかと話し、刑事・新藤修平(小池徹平)は、強盗からの正当防衛になるのではないかと考えるが、刑事・漆崎進(段田安則)はどうもしっくりこない。
死亡した永島が、竹内しのぶ(多部未華子)の隣に住んでいる安西芳子(中島ひろ子)の内縁の夫ということが分かり、新藤と漆崎は芳子に対して遺体の確認等で警察への同行を求める。
芳子が帰るまでの間、芳子の娘・千鶴(石井萌々果)をしのぶは家へ呼び、ちょうど居合わせた原田修(前田旺志郎)は恋心を抱く。
新藤と漆崎は、稲子のアパートの玄関にあった稲子のものとは思えないヒールの高い靴があったこと、殺された永島は前科はあるが窃盗はしたことがないこと、永島の携帯電話に殺される1時間前に公衆電話から電話が掛かってきたこと、が気になっていた。
そして漆崎は、永島から度々脅されてお金をせびられていた芳子のことを疑い、芳子が稲子と共謀して永島を殺したのではないかと考えていた。
修は、千鶴を気遣って串カツを差し入れに持っていき、ちょうど帰宅したしのぶと3人で千鶴の家でしばらく過ごす。
その際にしのぶは、千鶴のスケッチブックから「病院の前で微笑む老女の絵」を見つけ、老女は誰かを尋ねるが、千鶴は「空想の中の人だ」とはぐらかす。
しのぶは新藤に(千鶴が腕を骨折して通院していた時期である)去年に稲子が入院していたことを確認し、芳子と稲子が千鶴を通じて接点があった可能性があることを話す。
芳子の元へ新藤と漆崎としのぶが訪ねると、芳子は永島にお金の事で脅され、千鶴の事まで手を掛けようとしたため、「永島を殺します」と稲子に話したことを話す。
すると稲子は考えがあると言って、「永島が知っている芳子の靴を貸すこと」「その日は、信用できる人の所に行って一晩過ごすこと」「今後一切、自分と縁を切る」ということを芳子に頼み、その晩稲子が永島をおびき出して犯行に及んだのではないか、と話す。
芳子は、自分の事を逮捕してほしいと泣いて頼むが、漆崎は今の話なら逮捕する理由はない、と話す。
漆崎は芳子に、「稲子は、どんなことをしても千鶴ちゃんを守りたかったんやろな。これからあんたがしっかり、あの子を守ったるんやで。稲子の事は心配せんでもええ。情状酌量の余地はある」と言って帰っていく。
稲子は漆崎に「全部私が仕組んだことです。間違うてたかもしれませんけど、後悔はしていません」と告白する。
芳子と千鶴は、福井にある芳子の実家に帰ることになり、修の恋は終わり・・・


というような内容でした。

殺人事件なんだけど、加害者側の方に感情移入してしまうような回でした。
殺人は絶対にいけないことなんですけどね・・・
千鶴を守るために芳子が殺人を思い立ち、千鶴を守り芳子が殺人犯にならないために稲子が殺人を実行・・・。
なんだろう・・・永島が本当に「ダメダメな男」というのが大前提ですが、やっぱりこういう結末しか無い所まで追い詰められていたのでしょうね。
不思議と、今まで9話あった中で、一番ストンと納得(?)できた回でした。

修の恋心とのバランスも良かったですね。
そして、修の母・日出子(斉藤由貴)も懲りずに「ヨン様似」の男性に恋をするけど、あっけなく失恋して(笑)
あと、修の最後の心の声「しのぶセンセ、あと10年も経ったら生き遅れにならへんのか、ちょっと心配です」で終わったのが、また良い感じでした
話の本編は重たかったので、こういうクスッと笑えるところが、さり気なく入っているのが良かったです。
今までの中で、一番そういうバランスが良い回だったんじゃないかな~?

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2 コメント

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おはようございます~♪ (きこり)
2012-08-30 07:40:45
>殺人事件なんだけど、加害者側の方に感情移入してしまうような回でした
そうですよね。
そりゃ、殺人は許されることではないけど、こういう男って(ドラマでしか見たことないけど 笑)逃げても逃げても追ってくるじゃないですか~
だから、この幸薄い親子のために、残された命をかけて救ってあげたいって気持ち、すごくよくわかります。
>こういうクスッと笑えるところが、さり気なく入っているのが良かったです。
そうそう!それがこのドラマらしいテイストというか・・
日出子はまた失恋しちゃったみたいだけど、いずれ若松?若本?(笑)もムショから出てくるだろうし・・
修の初恋はせつなかったけど、きれいに終わって、じんとしましたよ~
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>きこりさんへ (emi)
2012-08-30 10:38:57
きこりさん、コメントありがとうございます!

>こういう男って(ドラマでしか見たことないけど 笑)逃げても逃げても追ってくるじゃないですか~

そうそう、ドラマでしか見たことがないです(笑)
あっ、たまにワイドショーでも聞きますが。
許される選択ではないけど、稲子や芳子が「千鶴を守りたい一心」を強く想っていたのが伝わってきましたね。

修の初恋は、失恋でもなく、彼女へのイメージが悪くなるということでもなく、「子供らしい片思い」で終わったところが良かったです。

母・日出子・・・でも、ヨン様に似ている人にトキメク気持ちは分かるような(爆)(←私は、ヨン様ではなくて○ジッキー様ですけど 笑)
あと、お客さんが、斉藤由貴さんが昔歌っていた「夢の中へ」を歌っていたのが、また可笑しくて。
あと残り2話くらいでしょうか・・・そう思うと寂しいです。
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