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Citrix製品についてあれやこれやと

マルチホーム環境とXenAppのこと

2017年04月08日 | XenAppのこと

マルチホーム環境とXenAppのこと

XenApp6.5まではマルチホーム環境下でどちらのNICからアクセスに来ても正しく公開アプリが
起動できていました。

最近導入する機会の多いXenApp7.xではマルチホーム環境に対応していません。
もともとXenDesktopはマルチホーム対応しておらず、その流れを組むXenApp7.xでは当然といえば
当然のことですが。

どうしてもマルチホーム環境下で稼働させる場合、残された唯一の方法は、DNSによる名前解決
を利用してアクセスする方法です。
DNSでの名前解決を利用してアクセスする場合、ICAファイルに含まれる接続先のサーバはFQDNと
なり、接続先のIPアドレスは、接続元の端末が参照しているDNSに任せる方法です。

設定は簡単。
Delivery ControllerのサーバでPowerShellを起動して
Set-BrokerSite -DnsResolutionEnabled $True
を実行するだけ。

最近のCitrix製品はPowerShellで色々細かな設定が必要になるので以前よりも敷居が高くなった
かも。

ちなみにこの情報は、CTX135250として公開されていますの詳しくはCitrixのナレッジを確認して
みてください。



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