国会図書館って、利用されている研究者さんがどれくらいいるのでしょう?
東京本館のほか、関西館(京都府精華町)、国際こども図書館(東京都台東区)があるそうですが…近所でない限り、あまり行く機会もないかもしれません。そんな国会図書館ですが、このたび5月19日から絶版などで入手困難となった過去の資料をPCやスマホで閲覧できるサービスを国立国会図書館が始めるようです!
閲覧可能となるデジタル資料は、国立国会図書館がデータ化した書籍、雑誌、論文など150万点余り。論文はそのうちの一部ですが、今後の公開への流れを作ってくれることに期待感が高まります。すでに公開されているインターネット公開論文(16484件)と合わせて博士論文(258218件)の一部が見られるようになります。
今までは、国会図書館現地へ赴くか、複写サービスを利用して郵送を依頼するほか閲覧方法がなかった資料が自宅ですぐ見られるようになり、研究分野の古い資料があれば儲けものですね。
アクセスするには国立国会図書館のウェブサイト上で事前の利用者登録が必要だそうです。ちなみに、この資料の印刷も来年1月からできるようになる予定とのことで、さらに便利になりそうですね。
参考記事:入手困難な絶版など パソコンやスマホで閲覧可能に 国会図書館 | NHK
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