縁側間倉の細々手帖

ゲームのアイデア提案(フィクションゲームノート)とバランス等の考察が中心
既存のものを闇鍋するほうが得意

第一回「ライブラ・チェック」

2016年03月05日 01時51分28秒 | インポート
 どうも初めましてこんばんは。それともこんにちはかな?

 このコーナーは当動画シリーズ「蒼求幻想遊戯」に関して補足説明をすると同時に、時々コメントにも答えていこうというコーナーだ。
 そのためだけに動画作るのも面倒だからな。文字で済ませられることは文字で済ませていくぜ。

 記念すべき第一回…なんだが、当然返せるコメントが着ているわけもないよな。
 というわけで、ここでは当動画シリーズの特徴の1つである「アップデートカード」について説明していくとするぜ。



「アップデートカード」とは?

 一言で言えば簡単だぜ。“エラッタ”だ。
 遊戯王OCG(以下、本家)では最近禁止カードの下方エラッタがされているが、これはその逆。弱いカードを上方エラッタして新しい効果を付けようってことだな。
 本家としてはやってるとキリがないし、売り上げにも貢献しないからな。この先もやる機会は無いだろう。

 アレンジの内容について、もちろん無差別にやってるわけじゃなくて意識している縛りがある。
 縛りとしては、
・カードのステータスは変えない(カードの分類、種別・種族・属性・攻守など)
・カードのできないことは増やさない
・動画にとって都合の良い効果ではなく、カテゴリとして有意なアレンジとする
・効果のラインは9期のものを参考とする
あたりだな。
 あと、インフレ云々とは別の縛りとして、
・原作/アニメ登場カードであろうと原作/アニメを意識した効果にしない
ことは覚えておいてもらいたい。
 あくまで「遊戯王OCG」としてのアレンジってことでよろしく頼むぜ。

 さて、肝心のアプデカードだが、今回はこれが使われているな。

《死神の呼び声》
通常罠
(1):デッキ・墓地から「スーパイ」または「赤蟻アスカトル」1体を選んで特殊召喚する。
(2):このカードを墓地から除外し、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動する。そのモンスターを破壊する。

 …元が弱すぎるんだよ! 当時をして3積みできていたリミット・リバースより使いづらいってどういうことだ!?
 というわけで、ここでは元の効果を大幅に拡張。フリーチェーンにした上で、更にデッキからも呼べるオマケ付きだ。
 《緊急テレポート》や《カオス・インフィニティ》に近い効果になったんじゃないかな?
 でもここではそれに加えて、【インティ&クイラ】に相応しい自壊を促す墓地効果も付属させた。これでバウンスや除外にも対抗できるわけだ。
 動画内でも行っているが、墓地に送られたターンにそのまま発動することもできるぜ。

 矢継ぎ早になるが、続いてはこれだ。

《スーパイ》
ステータス略
(1):このカードの召喚に成功した時、自分の墓地のレベル5のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果を無効にし、守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが効果によって破壊され墓地に送られた場合に発動できる。デッキから「太陽の神官」1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターはそのターンのエンドフェイズに手札に戻る。

 元々あった効果を2に写し、タイミングを逃さないよう「場合」に変更してあるな。これは動画の中で冴月も仄めかしていたと思う。
 加えて、召喚成功時に星6シンクロが狙える効果もついてくる。ただこのカード、そのステータスと死神の呼び声から特殊召喚がしやすい傾向にある。狙って損はないが、何かと噛み合い辛いんじゃないかと睨んでる。

 そして、最後がアレンジの甲斐なくただのチューナーと化していたアスカトルだ。

《赤蟻アスカトル》
ステータス略
(1):相手エンドフェイズにこのカードが墓地に存在する場合、 自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊し、このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードがフィールドを離れる時、ゲームから除外される。
(2):このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、自分の墓地のレベル5のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果を無効にして特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに墓地に送られる。

 2の効果は全く変わってないからいいだろう。
 問題はチューナー版デーモン・イーターと言える1の効果だ。
 インティ&クイラでは破壊のコストを軽減しやすく、エンドフェイズに自己処理されてしまう元々の効果との相性も良好。即効性や継続性は無いが、安定した使い甲斐のある効果になっていると思う。
 ただし、テキストが非常に長くなった。250文字近くあるんだぜ…

 今回はこんなところだろう。今後もこの手のカードは毎回出していくから、効果を見たい時にはこのブログを活用してくれ。

 元々今あるカードを元にしているとはいえ、結局はオリジナルカード。
 賛否両論、効果の是非など色々あるとは思うが、この動画シリーズではこれを1つの目玉として扱っていく。
 楽しめるようなら楽しんで欲しいが、無理に楽しむ必要は無いからな。今は無視して、いつか受け入れる用意ができてから観てもらっても構わない。
 次回はデッキの常識が覆るようなアレンジになる予定だ。

 楽しんでもらえて、実際に使ってみたいと思ってもらえれば幸いだ。

 ちなみに私は誰だって?
 んー、そうだな。冴月に出番を奪われた…まぁつまるところ没キャラだ。
 詳しいことは次回のネタバレになるからな。

 それじゃ、次回の「ライブラ・チェック」もよろしくな!