交戦中、一定時間吹き飛びを受けず一定距離内に留まることで発動 | ||
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発動までの時間 | ||
SLv1 | SLv2 | SLv3 |
30秒 | 15秒 | 15秒 |
常時効果 | ||
SLv1 | SLv2 | SLv3 |
スタミナ消費軽減、被ダメ軽減 | スタミナ消費軽減、被ダメ軽減 | スタミナ消費無効、被ダメ軽減、斬れ味消費無効 |
疾替え時効果 | ||
SLv1 | SLv2 | SLv3 |
斬れ味回復、リロード | 斬れ味回復、リロード | 状態異常解除・軽減 |
書によって異なる効果を受けられるもの | 業鎧【修羅】、伏魔響命 |
書の切り替えをスキルのモードに例えたもの | 激昂、龍気変換、狂化 |
疾替え自体に効果を与えるもの | 疾風の息吹、合気、天衣無崩(お団子疾替え術) |
このうち前者2つは「疾替えを抑制することでメリットを得るスキル群」です。
それに対して天衣無崩の属するスキル群は「疾替えを積極的に使うことでメリットを得る」ものになっています。
コンセプト自体が真反対になる抑制型のスキルが幅を利かせている現環境では半端な強さでは太刀打ちできないわけです。
それでは、ここまでの話を下地に天衣無崩を使いたい時にはどう考えれば良いのかを考えてみましょう。
その前に、上で「天衣無崩は疾替えを積極的に使うスキル」と紹介しましたが、これは50点の答えです。
何故ならそれはLv2までの話であり、Lv3では疾替え時効果が常時効果に吸収されるためです。
従ってLv2までとLv3の2つのケースに別けて考える必要があります。
しかし、Lv3での運用は構築的にも運用的にも大きく難を抱えているため、ここでは扱いません。あしからず。
(Lv3運用はスキル/天衣無崩 - モンスターハンター大辞典 Wiki*が十分に深掘っているようです)
では改めて、相反の関係にあるスキルについて考えます。
特に取り返しの付かない状態になるのは伏魔響命です。
従ってこれは完全に除外します。
続いて激昂変換と狂化奮闘の2つですが、疾替えでリセットされますが大抵の場合は再度疾替えを行えば問題はありません。
ただし、この2つは装飾品が出ておらず天衣無崩と両立した装備構築そのものが難しいことが大きな課題になります。
また、スタミナ消費については今しがた挙げた狂化奮闘が強力なライバルとなります。
狂化奮闘と特に相性の良い双剣と弓のうち、双剣は奮闘から得られる達人芸と鉄蟲糸技による斬れ味回復を両立するため斬れ味の面でも勝ち目はありません。
運用は多少異なりますが、基本的にこれら2武器種については狂化奮闘には太刀打ちできないと思っていいでしょう。
以上から、伏魔響命と狂化奮闘以外で天衣無崩の使い道を模索することになります。
続いて、天衣無崩だからできることについて考えます。
天衣無崩は疾替えというかなり小さなアクションで斬れ味を50も回復し、なおかつこれにクールタイムはありません。
このことから斬れ味消費が極めて重い部類であるフルバースト型のガンランスですら業物なしで運用が可能で、納刀にデメリットのあり砥石が使いづらい場面でもそれを超越して斬れ味を維持できます。
また、ボウガンでは斬れ味の代わりにリロードを行うことができます。こちらもクールタイムはありません。
ただよっぽどリロードが遅くない限り普通にリロードした方が早いため、これは疾替えであることを活かす必要があります。
最も有名なのは合気を利用するフルバースト型のガンランスです。
これは元々合気を常用していたところに魅力的な効果を付与するスキルが登場したために発生したものですが、
上の表のように疾替え自体を強化するスキルは意外と多く、疾風の息吹の繋がりを探ると更に鬼火纏or泡沫の舞&災禍転福にも通じます。(流石にスキルが重いですが)
また、疾替えを「朱蒼の書を切り替える動作」として捉えた場合は、チャンスタイムに切り替えを行う際に「斬れ味が落ちている」「リロードが必要」という状態を解決してくれます。
このときには先駆けも利用して適当な位置まで移動できればなお良しです。
もう1つ、狂化奮闘と異なりダメージを受けることは許容でき、またダメージ軽減効果もあることも特徴です。
超高ランクの傀異化モンスター相手にアーマー受けの択を取るリスクを大きく緩和してくれることが期待できます。
要検証項目になりますが、天衣無崩のダメージ軽減効果はガード時の超過ダメージにも適用されているように感じます。(気の所為の可能性もあります)
特別討究クエストともなれば相当の攻撃力であることが予想されるため、これに対する優秀な対抗手段の1つとして捉えて良いでしょう。
(ことアーマー受けについては剛心の適応対象外のため、確率に頼らないものとなると防御と天衣無崩くらいしか頼れるものが無いのです)
この辺りの特長から「天衣無崩ならば何ができるか」を考えることで自然と「どのような構成で、どういう動きをすれば良いのか」の道は開けてくるはずです。
自分もまだまだ模索に至れていないため、まずは今の得物であるガンランスと笛を比較しながら考えて行こうと思います。
それでは、皆さんの参考になれば幸いです。