遠州の空の下から

遠州の空と花壇の気まぐれカレンダー

アスリートたち

2010年10月02日 | Weblog
アスリートたちのインタビューを特集した記事を読んだ。

北島康介さん、福原愛ちゃん、新体操の女子、レスリングの吉田さん・・・などなど。
オリンピックイヤーの中間にあって、スポーツの秋ってことで、組まれて特集なのかな?

さらっと読み流しただけだけど、どの人にも共通することが見えた。
それは、
みんな、
『自分との闘い』。

自分の中にいる不安と闘い
それを解消するべくひたすら励み
しっかり行なっている

成績を残すアスリートには、自分との闘い方を知っている者という
共通な何かを感じた。

へへっ
分かっていますょ。
自分にいちばん欠けているって。
私は、自分にいっちゃん甘い へへっ

そんな自分だけど、
アスリートたちの姿勢
それは、
励ましに、しっかりなりますなぁ~。


「こわいもんか」(角田光代著・さがしもの より)

2010年10月02日 | Weblog
角田光代さんの短編集『さがしもの』(新潮文庫)の一編「さがしもの」より。

以下、「 」内引用文です。

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P183.5行目~7行目
# タイトルに書いた『「こわいもんか」と胸をはった。』に続き、
「死ぬのはこわくない。死ぬことを想像するのがこわいんだ。いつだってそうさ、できごとより、考えのほうが何倍もこわいんだ。」


P191.13行目~P192.2行目
「あいかわらず、いろんなことがある。かなしいこともうれしいことも。もうだめだ、と思うようなつらいことも。そんなとききまって私はおばあちゃんの言葉を思い出す。できごとより考えのほうがこわい。それで、できるだけ考えないようにする。目先のことをひとつずつ片づけていくようにする。そうすると、いつのまにかできごとは終わり、去って、記憶の底に沈殿している。」