森の時計 -Another Forest World-

日々の出来事を通して感じたことを気ままに記すブログです。

NPO法改正

2012-05-31 | NPO
気が付けばもう5月の最終日。
このところ県外での仕事が続いていたので、今日は一日事務所でたまっていた業務を片付けている。
ペーパーレスの時代なのに、あっという間にデスクに山積みになる書類や郵便物・・・まずいっ!

ところで、NPO法改正が昨年国会で可決され今年の4月から施行されている。
私の所属するNPOは、地域の環境保護と森林資源の地産地消を掲げて2000年に設立、今年で12年目になるが、それでも法改正に伴い諸々の届け出が必要ということだ。
今回の改正の目的は、『社会貢献活動に対するニーズや注目度が高まる一方で、現実的には資金・人材・参加等の不足が課題のNPOに対してその解決の後押しをする』ということらしい。
しかし本当にその目的を達成することができるのか、改正法からはいまひとつ具体的なイメージが持てない。
NPOと地方公共団体の協働が今まで以上に円滑に図られ、この後押し?が奏功することを願う。

講演会-自然エネルギー

2012-05-26 | 日記
昨日の建築士事務所協会の総会後、併催行事である「自然エネルギーの普及と地域づくり」というテーマの講演会を聴講した。
講演者の小林久氏は茨城大学教授で、地域資源計画や再生可能エネルギーシステムをはじめとする研究テーマで多方面で活躍されているとのこと。
講演は『いまさら変えられないか?いまだから変えられるか?』という問いかけからスタートした。
前半はエネルギーの現状を様々なデータを元に解説し、今後のエネルギーの優先順位として、①省エネ、②熱需要、③自然エネルギー、④システムづくり、と位置付けた。
後半は本題である自然エネルギーの話。茨城県内では、県北の水力発電、鹿行の風力発電に対して、県西・県南では風力・水力はあまり期待できないが日照や豊富な地下水(安定した水温15℃)に今後の可能性を見い出せるということだった。
その後打合せの予定があり、最後まで聴くことができなかったのは心残り。

住まいづくりフェア

2012-05-21 | 日記
週末、ビッグサイトで開催していた「住まいづくりフェア2012」(朝日新聞主催)を仕事の合間にのぞいてきた。
一般来場者に照準を合わせているためか、3月に同会場で行われた「建築・建材展2012」などと比較すると、同じ企業でも専門性よりもとっつき安さを重視したプレゼンが多かった。
しかしOZONEの作品展示コーナーはなかなか面白かったし、エクスナレッジ社のブースでは全ての書籍が500円引きでついつい足を止め・・・欲しかった本があったので4冊購入。
厚いものばかりで結構な重量になり、帰りはちょっと後悔気味。

やみぞの森

2012-05-19 | NPO
今月は年度替りの総会が所属するそれぞれの団体で開催されている。
昨日は「NPO法人やみぞの森」の総会が水戸市であり出席した。
今年度の事業計画のひとつとして、八溝地域の間伐材などの林地残材を利用した公共施設の整備事業を新たに予定している。
2000年のNPO設立以来、地域の森林資源活用による環境循環型社会を目指し、みんなで様々な活動を行ってきたが、その延長線上の事業として意味深いと思う。

ボランティア

2012-05-13 | 日記
つくば市の竜巻による災害ボランティアに参加した。
昨年の東日本大震災では、建築士会を通じて県や市からボランティアの要請があり、建物の応急危険度判定や市民の住宅相談を担当したが、今回は個人的な参加だったのではじめは少し不安だった。
しかし「つくばボランティアセンター」の対応がよく、各地から集まったボランティアの方々も気持ちのいい人ばかりで、違和感なく被災した集合住宅の外壁や階段室などの清掃作業を行った。

北条地区では竜巻で被災した建物が痛々しい姿をさらしている一方で、空き地を挟んだ向かい側では被害を免れた住宅の日常が繰り広げられているような場所もあり、そのギャップには戸惑いを覚えた。
被災した住民はどれほど複雑な思いを抱えていることだろう。
それでも町中に活気があり、復旧に向けみんなが力を合わせて頑張っているのが感じられ心強かった。