
今年で第18回を迎える高碕ストリートライブ
Oliveは昨年初めて出演させて頂き
今年もお招きいただきまして、ありがとうございます。
昨年はベースの畑中さんと2人での参加でしたが
今年はパーカッションの加藤さんと3人で
参加させて頂きました♪
抜けるような青空の下、ご参加の皆さんの演奏を聴かせていだいて
とても気持ちよかったな~~
今回はボーカリストが私の他に3名ご参加ということで
とても楽しみにしていました。
なかなかこんな機会はないもんね。
初めてお会いする方、お久しぶりな方もいて
お会いできて嬉しかったです(^^)♪♪
この日は最初のグループの演奏が始まる頃から少しずつ風が出始め
Oliveの出番では、なかなかな手強い風が(^^;)

あたくしのヘアースタイルも風になびいて
「ちびまるこちゃん」のはなわくんみたいになってます(笑)
強い風もなんのその、いつものように楽しく演奏して来ましたよ!
久しぶりのOliveのメンバーの音が心地よく、
曲が進むごとにどんどん楽しくなっていきます(^^)
ストリートライブでのセットリスト
1.Alice In Wonderland
2.Tis’ Autumn
3.Ela e Carioca
4.涙の首飾り
5.Autumn Leaves
6.Over the Rainbow
30分の持ち時間の中で
いろいろな曲を様々なアレンジで演奏してまいりました。
Tis’ Autumnは昨年も演奏した曲で
お客様に一緒にコーラスを歌っていただけるようにアレンジした、
とても可愛くて楽しい曲です。
昨年ストリートライブにお越しのお客様に
「今年はあの曲、やるんですか?」とおっしゃっていただいたので
もちろんやります!ってお答えしましたw
だって楽しい曲なんです(^^)今年も皆さんに一緒に歌って頂いて
盛り上がりました!楽しい!
高碕の街に皆さんの歌声が響いて素敵でした♪

そして、Autumn Leavesは思い切って
ピアノ無し、スキャットでアドリブ
4バースパーカッションとボーカルの掛け合いというのをやってみました。
パーカッションならではのあたたかいコンガの音とベース、ボーカルが絡んで
とても楽しかった!
ボサノバでもやってみようかな?(笑)
Oliveのオリジナル「涙の首飾り」西澤雅枝作詞・作曲
この曲は東北の震災の後に、NHKのアーカイブかなにかの深夜番組を見ていたら
ある精神科の先生のドキュメントをやっていて
先生が心のケアをしていらっしゃる仮設住宅のおばあさんのお話で
そのおばあさんは2人暮らしだった息子さんを津波で亡くされて
毎日毎日泣いて暮らしていると、先生に相談していました
もう生きていられない・・・というおばあさんに先生は
「涙をいっぱい流して、泣いて泣いて、泣きなさい。そしてそれでも生きるんです。
もう涙もでないくらい泣いたら、あとは少しずつ元気がでるからね。
そして元気になったら、あなたと同じ思いをしている人の助けになってあげてね。」
それから数週間後に先生がおばあさんのところへ行ったらだいぶ元気になっておられました。
なんだか泣いたらすっきりしたって。そして悲しんでばかりでは息子さんに申し訳ないと。
亡くなったたくさんの人達がいる中で生き残った自分にはお役目があるんだと。
このTV番組を見て、この曲の歌詞を書きました。
タイトルは昔読んだ本のタイトルをもらいました。
「涙の首飾り」北風が気にマントをひっかけて困っているのを、女の子が助けて
そのお礼に北風が1年分の女の子の涙を首飾りにして毎年一つ贈ることにしました。
その涙の粒がひとつ増える毎に女の子は一つ魔法が使えるようになり
雨を降らせる魔法や止ませる魔法、動物と話ができる魔法etc・・・
流した涙のぶんだけ出来る事が増え、それをつかって人助けをするのです。
涙を流した経験はなにひとつ無駄ではなく、いつかその経験が人を救うのだという
教えを含んだお話でした。
そんな二つのお話から出来た曲です。
泣きたくなるようなつらいことがあっても、それは必ずあとになって
自分や、他の誰かを助けてあげることができる力になるんだよ、という
メッセージの歌です。
エンディングはOver The RainbowをOliveアレンジで♪
手強い風に、楽譜が飛びそうになるのを片手で押さえ
片手でピアノを弾き、そして歌い・・・と
なかなかエキサイティングでスリリング?な演奏でしたが
これもストリートならではです。楽しかった!
風が強い日で他のグループの皆さんもハプニングがございましたが
それはそれで楽しみながら演奏しておられました(^^)
終わるころにはぐっと気温も下がり、秋の夕暮れ。
ご参加の皆様、聴いて下さったお客様、スタッフの皆様お疲れ様でした。
素敵な秋の午後のひとときでした♪
つづく