
ボーカルの譜面は全部
市販のものがあっても書き換えます。
やはり、市販のものはセッションやライブなどで
演奏するには見づらいものもあったりするので(ピアノ演奏する立場から)
ジャズを始めた頃も、まずジャズの譜面が上手に書けるようにならないとね、と
先輩方からもアドバイスを頂いたこともあり(ジャズの譜面ならではの約束ごとがあるので)
どこへ行くにも車に楽譜作りの道具を持ち歩いて
暇さえあれば書いていました。
その当時、いつも通っているジャズ喫茶のマスターがよく
この曲をBbとFとCのキーになおしてみて。
後で添削してあげますよ~宿題です。
と、課題を下さったりしたので
移調する作業の訓練も自然とさせて頂いておりました。
あのとき結構苦労して身につけた事が
今ものすごく役立っています。
リーダーライブ開催するときや、セッションなどでも
一目で理解してもらえる譜面を作れるようになりました。
また、自分でこうしたいと譜面上で言えるので説明が短くてすむし
リハーサルも短くすみます。
譜面を作りながら、いつも頭の中で共演する方の音が鳴っているのですが
思い描いていた音と同じサウンドやアレンジがきちんと再現してもらえると
すごく嬉しいです!
いつも手書きで譜面を書きますが
五線譜に鉛筆を走らせ始めると
同時に音が鳴り出して楽しくて時間を忘れます♪
一見
面倒に思える譜面づくりですが
私にとっては楽曲を理解する上でも重要な作業ですし
共演の方へのラブレターでもあり
大切な儀式?のようなものになっています。
今朝も3曲仕上げました。
もうすぐ東京でのライブ。共演のお二人に譜面をととのえて送ります。
どんな風に表現してくださるだろう。。。お二人のサウンドと、アイデアを伺うのが楽しみです。
ライブの前のささやかな楽しみ。
譜面作りはピアノや歌と一緒に続けているライフワークです
