4月に北海道に行ってきたばかりなのですが、また北へ行ってまいりました。
前回はエミレーツのマイルでJALに乗せていただいた一人旅でしたが、今回は悪友との二人旅です。
本当は悪友二人と私の三人で行きたかったんだけど、A木Kがなかなか都合がつかずM倉氏と二人で行ってきました。
目的地は「日本最北端」
そして釣り好きのM倉氏の目的は、幻の魚「イトウ」を釣り上げること。
そう簡単に釣れる魚じゃねえんだけどなぁ~
では行ってきます!
2018年6月1日
今回も羽田まではマイカーで行き
7:55発 JL551便で旭川へ飛びます。
レインボーブリッジと臨海副都心
スカイツリー
右がTDL左がTDS
そして富士山
旭川空港着陸前。天候は問題なさそうです。
定刻の9:30には旭川空港に到着です。
今回のレンタカーも車種・クラス指定はしてないプランだったんだけど、1500ccのプレミオでした。
1300ccクラスだと思っていたので、この200ccの差が長距離ドライブには結果的に大変助かりました。
二日間で610㎞ほど走るロングドライブとなりました。
北海道の道路は、一般道でも高速道路並みの高燃費で走れるとはいえ、ハイブリッドでもないのに燃費はリッターあたり約20㎞走りました。
さあ旭川から稚内まで300㎞弱。ひたすら北上します。
そして「イトウ」を求めて「朱鞠内湖」へ
ここでちょっと「イトウ」のご紹介。
サケ目サケ科イトウ属に分類される日本最大の淡水魚。体長は大きいものでは1m以上に達します。
他のサケ類と違い産卵後も死なず、何年も生きるため大型に成長するそうです。
記録上最大のものでは、1937年(昭和12年)に十勝川でおよそ2.1mのイトウが捕獲されたことがあるそうです。
漢字で書くと
「さかなへん」に「おに」ですよ。
文字通り性格は獰猛で、水辺に来るウサギやヘビを一瞬のうちに飲み込んでしまうとか・・・
糸のように細長い体型を持つ個体が多いことから「イトウ」と名付けられたとされる説もあるそうです。
かつては岩手県や青森県にも生息していたが絶滅し、現在天然のイトウの生息する南限は北海道の尻別川とされているそうです。
私たちの世代だと子供のころテレビで見ていた「釣りキチ三平」の「釧路湿原のイトウ」の回で、その希少性と獰猛性を学びました。
現在では保護に力を入れたり養殖にも成功したりして、それほどの希少性はなくなってきているのかもしれませんが、まだまだ「幻の魚」です。
釣り好きのM倉氏は子供のころからこの「イトウ」を北海道で釣り上げることが夢だったのです。
念願がかない北海道でイトウ釣りに挑戦できるわけですが、1泊2日で長距離移動もする行程の中で、釣りが出来る時間はかなり限られます。
この日「朱鞠内湖」で釣りが出来る時間は約2時間半だけ。
ガンバレM倉!
きちんと入漁料を支払い
いよいよ「イトウ」釣りに挑戦です。
そして釣り始めてから90分くらいたったころでしょうか
えっ!マジ?すげえ!M倉!イトウ釣ったぜ!幻の魚だぜ!三平くんみたいだぜ!
みごと63㎝のイトウをGETです!
おめでとうM倉さん!
イトウくん、釣られてくれて本当にありがとう。
下の写真はリリース直後のイトウくん。
念願がかない興奮のM倉氏。釣りはこのあたりにして先を急ぎましょう。
稚内までひたすら北上します。途中ここもイトウ釣りのポイントである「天塩川」を視察?します。
天塩川の河口付近
稚内を目指しさらに北上します。
そして「利尻礼文サロベツ国立公園」内の「幌延ビジターセンター」で「サロベツ原野」を見学します。
このような展望塔を昇ると
「サロベツ原野」が見渡せます
ここでは「木道」も散策しました
このとき時刻はすでに約18時
海岸線沿いをさらに北上します。
約20㎞沖合には利尻島が見え、夕刻の「利尻富士」もきれいに見えました。
この日の稚内の日の入りの時刻は19:10頃。日が長くて助かりました。
ようやく稚内に到着です。
宿泊したのは「ANAクラウンプラザホテル稚内」
夕食は近くの郷土料理屋さんで北の幸を味わいながら、念願のイトウを釣り上げたM倉氏の祝勝会です。
おめでとうM倉さん。
それにしても疲れたね。
おやすみなさい。
2018年6月2日
おはようございます。
ただいま朝の5時半です。夜の間は雨が降っていたようですが今はやんでいます。そしてすごい強風です。
この日の稚内の日の出は3:50頃。早い!早すぎる!
部屋からの眺望は
この日も釣りの時間を少しでも長く確保したいということで、6時半頃にはチェックアウトしました。
まずはホテルのすぐ近く、日本最北端の駅「稚内駅」へ
ここもホテルからすぐ近くの「北防波堤ドーム」へ
ここは以前稚内~樺太間の定期船の発着所として利用されていたとのことです。
利尻・礼文方面へのフェリーも停泊していました。
あまりにも強風で写真には撮れなかったんだけど、このあと「ノシャップ岬」を経由して、
いよいよ「日本最北端」を目指します。
そしてやってまいりました
北緯45度31分22秒。日本最北端の「宗谷岬」に到着です。
この男はこのとき、日本最北端に立っていた男ということになります。
アンガールズの田中氏ではありません。M倉氏です。
宗谷岬からはこの日のイトウ釣りのポイントを目指します。
日本最北の村「猿払村」の「猿払川」に到着です。
さあ帰りの飛行機に間に合わせるために、ここを15時に出発するまで存分に釣りをお楽しみください。
まずは猿払川の河口付近で
河口から少し上流に上ったところでも挑戦しました。
橋の上から巨大な「イトウ」が見えたんだけど
見える魚ほど釣れないんだよなぁ
残念ながらこの日はイトウGETならず(実際にはイトウだと思われる15㎝くらいの小魚が1匹だけ釣れたのだが・・・)
15時前には納竿し、旭川空港までひたすら走り、
20:15発 JL558便で羽田へ戻ります。
羽田には22時頃到着。自宅へは24時前に到着し、今回の旅が終わりました。
まさかこの二日間で、しかも長時間釣りができたわけでもないのに、本当に「イトウ」を釣り上げるなんて結構奇跡的だと思うよ。
いや、奇跡じゃないのか。これはM倉氏の「腕」と「感性」か。
子供のころからの夢だった「イトウ」を釣り上げることができてよかったね。
本当に本当におめでとう。
次は80upに挑戦か!
てか次はA木Kも絶対一緒に行くぞ!
待ってろイトウ!
あにゃ? 釣りをしないオレはどうすればいいんだ???
それではみなさま、またお会いしましょう。
前回はエミレーツのマイルでJALに乗せていただいた一人旅でしたが、今回は悪友との二人旅です。
本当は悪友二人と私の三人で行きたかったんだけど、A木Kがなかなか都合がつかずM倉氏と二人で行ってきました。
目的地は「日本最北端」
そして釣り好きのM倉氏の目的は、幻の魚「イトウ」を釣り上げること。
そう簡単に釣れる魚じゃねえんだけどなぁ~
では行ってきます!
2018年6月1日
今回も羽田まではマイカーで行き
7:55発 JL551便で旭川へ飛びます。
レインボーブリッジと臨海副都心
スカイツリー
右がTDL左がTDS
そして富士山
旭川空港着陸前。天候は問題なさそうです。
定刻の9:30には旭川空港に到着です。
今回のレンタカーも車種・クラス指定はしてないプランだったんだけど、1500ccのプレミオでした。
1300ccクラスだと思っていたので、この200ccの差が長距離ドライブには結果的に大変助かりました。
二日間で610㎞ほど走るロングドライブとなりました。
北海道の道路は、一般道でも高速道路並みの高燃費で走れるとはいえ、ハイブリッドでもないのに燃費はリッターあたり約20㎞走りました。
さあ旭川から稚内まで300㎞弱。ひたすら北上します。
そして「イトウ」を求めて「朱鞠内湖」へ
ここでちょっと「イトウ」のご紹介。
サケ目サケ科イトウ属に分類される日本最大の淡水魚。体長は大きいものでは1m以上に達します。
他のサケ類と違い産卵後も死なず、何年も生きるため大型に成長するそうです。
記録上最大のものでは、1937年(昭和12年)に十勝川でおよそ2.1mのイトウが捕獲されたことがあるそうです。
漢字で書くと
「さかなへん」に「おに」ですよ。
文字通り性格は獰猛で、水辺に来るウサギやヘビを一瞬のうちに飲み込んでしまうとか・・・
糸のように細長い体型を持つ個体が多いことから「イトウ」と名付けられたとされる説もあるそうです。
かつては岩手県や青森県にも生息していたが絶滅し、現在天然のイトウの生息する南限は北海道の尻別川とされているそうです。
私たちの世代だと子供のころテレビで見ていた「釣りキチ三平」の「釧路湿原のイトウ」の回で、その希少性と獰猛性を学びました。
現在では保護に力を入れたり養殖にも成功したりして、それほどの希少性はなくなってきているのかもしれませんが、まだまだ「幻の魚」です。
釣り好きのM倉氏は子供のころからこの「イトウ」を北海道で釣り上げることが夢だったのです。
念願がかない北海道でイトウ釣りに挑戦できるわけですが、1泊2日で長距離移動もする行程の中で、釣りが出来る時間はかなり限られます。
この日「朱鞠内湖」で釣りが出来る時間は約2時間半だけ。
ガンバレM倉!
きちんと入漁料を支払い
いよいよ「イトウ」釣りに挑戦です。
そして釣り始めてから90分くらいたったころでしょうか
えっ!マジ?すげえ!M倉!イトウ釣ったぜ!幻の魚だぜ!三平くんみたいだぜ!
みごと63㎝のイトウをGETです!
おめでとうM倉さん!
イトウくん、釣られてくれて本当にありがとう。
下の写真はリリース直後のイトウくん。
念願がかない興奮のM倉氏。釣りはこのあたりにして先を急ぎましょう。
稚内までひたすら北上します。途中ここもイトウ釣りのポイントである「天塩川」を視察?します。
天塩川の河口付近
稚内を目指しさらに北上します。
そして「利尻礼文サロベツ国立公園」内の「幌延ビジターセンター」で「サロベツ原野」を見学します。
このような展望塔を昇ると
「サロベツ原野」が見渡せます
ここでは「木道」も散策しました
このとき時刻はすでに約18時
海岸線沿いをさらに北上します。
約20㎞沖合には利尻島が見え、夕刻の「利尻富士」もきれいに見えました。
この日の稚内の日の入りの時刻は19:10頃。日が長くて助かりました。
ようやく稚内に到着です。
宿泊したのは「ANAクラウンプラザホテル稚内」
夕食は近くの郷土料理屋さんで北の幸を味わいながら、念願のイトウを釣り上げたM倉氏の祝勝会です。
おめでとうM倉さん。
それにしても疲れたね。
おやすみなさい。
2018年6月2日
おはようございます。
ただいま朝の5時半です。夜の間は雨が降っていたようですが今はやんでいます。そしてすごい強風です。
この日の稚内の日の出は3:50頃。早い!早すぎる!
部屋からの眺望は
この日も釣りの時間を少しでも長く確保したいということで、6時半頃にはチェックアウトしました。
まずはホテルのすぐ近く、日本最北端の駅「稚内駅」へ
ここもホテルからすぐ近くの「北防波堤ドーム」へ
ここは以前稚内~樺太間の定期船の発着所として利用されていたとのことです。
利尻・礼文方面へのフェリーも停泊していました。
あまりにも強風で写真には撮れなかったんだけど、このあと「ノシャップ岬」を経由して、
いよいよ「日本最北端」を目指します。
そしてやってまいりました
北緯45度31分22秒。日本最北端の「宗谷岬」に到着です。
この男はこのとき、日本最北端に立っていた男ということになります。
アンガールズの田中氏ではありません。M倉氏です。
宗谷岬からはこの日のイトウ釣りのポイントを目指します。
日本最北の村「猿払村」の「猿払川」に到着です。
さあ帰りの飛行機に間に合わせるために、ここを15時に出発するまで存分に釣りをお楽しみください。
まずは猿払川の河口付近で
河口から少し上流に上ったところでも挑戦しました。
橋の上から巨大な「イトウ」が見えたんだけど
見える魚ほど釣れないんだよなぁ
残念ながらこの日はイトウGETならず(実際にはイトウだと思われる15㎝くらいの小魚が1匹だけ釣れたのだが・・・)
15時前には納竿し、旭川空港までひたすら走り、
20:15発 JL558便で羽田へ戻ります。
羽田には22時頃到着。自宅へは24時前に到着し、今回の旅が終わりました。
まさかこの二日間で、しかも長時間釣りができたわけでもないのに、本当に「イトウ」を釣り上げるなんて結構奇跡的だと思うよ。
いや、奇跡じゃないのか。これはM倉氏の「腕」と「感性」か。
子供のころからの夢だった「イトウ」を釣り上げることができてよかったね。
本当に本当におめでとう。
次は80upに挑戦か!
てか次はA木Kも絶対一緒に行くぞ!
待ってろイトウ!
あにゃ? 釣りをしないオレはどうすればいいんだ???
それではみなさま、またお会いしましょう。