今度こそ完済!借金500万円返済日記

三度目の正直で今度こそ借金完済を固く決意。毎月苦しいけれど借金返済状況や、多重債務者の日常生活を綴ります。

やられたら、半分くらいはやり返す

2020-07-24 23:18:14 | ブラック企業の話

今日も2時間だけ休日出勤しました。これで終了です!
来週からは、おじさん担当の仕事もすべて私がやります。一応上司もフォローに入ってくれます。改善できるところはするように言われたので、スケジュールを調整してみました。
来週からは残業は少なくなりそうで、私としては複雑なところです(^^;
お金は当然欲しいので残業も休日出勤もしたいのですが、仕事の問題の解決策を考えて実行するのも快感なんです。

しばらくホワイト職場の話が続いたので、久しぶりにブラック企業時代の話。

私が担当していた店舗だけが黒字続きだったのは、人件費をかけていなかったことが最大の理由です。本来4人のスタッフが必要なところを2人で回していました。
当然シフトが回らないので、求人を出しつつ他店から応援を頼んでいました。

応援は全店舗間で行われていましたが、例のつるし上げ会議以降、私の店舗にだけ今後応援は行わないという通達が流れました。
理由は、私が残業を申請していること、スタッフの頭数を揃える努力をしていない、ということでした。ここでも残業のことを持ち出され、いい加減うんざりしました。

私だって、手当も出ないのに残業も休日出勤もしたくないです。
それに人を雇う気はもちろんありますが、自分が応募した時のように嘘の求人情報を載せたくはありませんから、正直な内容で載せたところ応募なんてくるはずがありません。

そこで、私が決めたことは「定休日を週に2日にすること」
こうすることでスタッフの休みが確保でき、応援は必要なくなります。

最初社長に伝えたら、契約違反になるから無理だと言われましたが、他社の店舗情報から交渉の価値はあると見込みました。
入居しているショッピングモールの契約では、週に1日の定休日で契約をしていましたが、当時の店長さんが話の分かる方で、一時的に週休2日を申請したらあっさり通りました。店長さんの話では、最近は入ってくれる店舗が少ないから、撤退されて空き店舗を作るよりは、条件を緩めてでも残ってほしかったんだそうです。

すぐに社長の了解を取り(社長はこういうところは柔軟にOKしてくれました)、週休2日を決定。
社長からは、「別に嫌がらせで応援しないと決めたわけじゃないからね」と念押しされましたが、私には嫌がらせにしか思えませんでした。かと言って「そんなこと言わないでお願いします!」と泣きつくのも絶対に嫌でした。
イジメられ体質の人間ですが、たまに「やられたらやりかえしたい!」という気持ちが芽生えます。
この時の「やり返す」方法は、このまま店舗の黒字は出しつつ、他店に頼らないこと。
去年の8月から年末に私が退職するまで達成され続けたので、成功したと思っています(^_-)-☆

 

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引き止められたくて言ってるんじゃない!

2020-07-16 22:35:54 | ブラック企業の話

今日も残業でした。
これからますます仕事が忙しくなりそうです。
このままだと来週の連休は、1日か2日は出勤になりそうです。
2人でやるはずの仕事なのに、私だけの比重が大きいことは周りもいい加減気づいています。
「大丈夫?」
「なにか手伝えることあったら言ってくださいね」
と声を掛けて下さる方がいて、すごく嬉しいです。

正社員の方々も、決して手が空いてるわけではないんですが、皆さん優しい。
嫌でも去年の今頃を思い出してしまいます。

今も忙しいけれど、去年までの自分の仕事量とはくらべものになりません。
ただでさえ、やってやっても終わらない日常業務に加えて、コンサルからはいろいろ課題出るし、社長からは業務の改善と言われ、仕事のやり方自体を変えるための準備まで加わり、ますます休日出勤が増えました。

去年の8月の定例ミーティングでは、やり玉に上げられました。
もちろん残業を申請した件です。
部長からは有給の申請のこともまた持ち出され、今後有給を取りたければ、一切残業代は申請しないようにと改めて全員に通達されました。

体も心も疲れているととても涙もろくなります。
私だけがみんなに責められているような被害妄想に囚われてしまい、思わず泣いてしまいました。
(でも今考えてもあれは私だけが責められていました)
泣きながらも「もう体力も気力も限界が来ているので、今後残業も休日出勤もしません。いろいろ業務は滞りますのでご了承ください。」といったところ、女子会好きな元上司も加わり、「あなただけが辛い思いをしているわけではありません」とか、「そもそも残業を申請するのが間違っている」とか「仕事なら家でやった方が、落ち着いてできるから持って帰ってやりなさい」と言われ、最後には部長から、「何かあるとすぐにあなたは辞めるって言うけど、辞めたければどうぞ。もう私は止めません。」と言われ、ますます涙が止まらなくなりました。
その日、どうやって家に帰ったか、帰って何を思ったかまるで思い出せません。

次の日部長から、個人のLINEに「昨日は言い過ぎました。でも私の立場上、こういうしか他にありません。あなたにはこの会社で頑張ってほしいです。今度時間ができたらゆっくりごはんでも行きましょうね。」と言ってきました。
そのまま既読スルーで放置しようかと思いましたが、その時私は辞めることはまだ考えていませんでしたので、「皆様にご迷惑をかけてすみませんでした。」とだけ返信しました。

これまでに2回、「辞める」と言ったときには本気で辞めるつもりで伝えました。
決して辞める気もないのに、辞めると騒いで引き止めてほしかったわけではありません。
それでも、引き止められると、まだこの会社には望みがあるのかもしれないと考えなおしてしまっていました。

ずっと仕事をしてきてわかっていることは、企業はそこまで人に執着しないということです。
仮に仕事ができる人に辞められても、頭数が減る分、一時的に困ることになってもなんとか会社は回っていきます。人手が足りなければ足りるように、新しく雇うか、業務規模を縮小するとか、手はいくらでもあります。そこをしないままでいるとそれはやはり社員にとっては働きにくいブラック企業になってしまいます。

ただ、私の中にはもうこの会社には、信頼できる人、頼れる人が一人もいないんだなあと実感していました。それでもまだ辞める決心がつかなかったのは、やっぱり莫大な借金が枷となっていたからに違いありません。

 

 

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理不尽な仕打ち

2020-07-10 21:41:25 | ブラック企業の話

1週間があっという間に終わった感じです。
とりあえず、今週やるべきことは全部済ませたと思います。

少し前向きに考えてみました(2つ前の記事の続きです)。
仕事を全くしない人とペアで働くということは、すべての仕事を実質一人でやるということで(既にこの1週間そんな感じ)、そうなると当然残業することになり、結果私の懐が潤います(^_-)-☆
こうでも思わないとちょっとやりきれない感じです。

こんな時は、もっとやりきれないことを思い出してみます(^^;
ブラック企業カテゴリの一つ前、「金の亡者」と呼ばれた話の続きです。

ブラック企業の社長から、残業10時間だけつけてよいと言われたのが去年の4月。それから7月まで毎月10時間の残業を申請しました。
このことを快く思っていなかった人の中に、管理職のリーダーの部長がいました。
この方、昔の職場でご一緒したことがある方で、私を評価してくれていて、この方の後押しもあって、管理職として雇われることになりました。
ただ、2回目の辞めます宣言をしてからなんとなく疎まれ始めているのはわかっていました。
彼女は体育会系で、根性出せばなんでもできると思っている人で、それがサービス残業の強制にもつながっていました。

去年の8月、実家で祖父の法事があったので、有給を申請しました。
実家に帰るには泊りでないと帰れないのです。
社長からはOKが出ましたが、部長から急に「残業を申請する以上、有給は取れません。有給取りたいなら残業申請はやめてください。」と言われました。

有給と残業は別物ではないのか?と思ったのでそのことを正直に伝えると、案の定女子会好きの元上司から個人LINEで「残業も有給もというのはわがままだと思いませんか?」と言われました。

残業申請したから有給はNGという理不尽は当時も今も納得できませんが、結局私は有給を取らず、法事も欠席でした。
ブラック企業時代は一度も実家に帰れなかったので、たまには帰りたかったというのもありました。

実は私以外の店長と他のスタッフは、有給は取っていました。
私以外に残業を申請した管理職も取っていました。
部長なんかはお子さんの受験と引っ越しで1か月全部休んだことがありました。
私だけが取れていないのもずっと引っかかっていたし、いい加減疲れ果てていて、休みが欲しかったのです。
でも、結局社長からも「残業している以上は有給は取ってはいけない」と言われてしまいました。

社内に誰も味方がいなくなってしまった私は、例のコンサルタントにこっそり相談をしました。
もちろんこのことは理不尽なことではあるけれど、人事に関することは契約外なので介入ができないということでした。

精神的にも体力的にもすっかりまいっていましたが、それでも私の中には「辞める」という選択肢はまだありませんでした。

このことを思うと、今の仕事量も多いとはいえなんとかこなせるし、休みはカレンダー通りもらえるし、申請した残業はすべて認められるという幸せな環境にいます。
それに仕事は楽しいので、大変ではあるけれど、独り占めして仕事ができるのは後々自分のためになるはずです。

今日も働かないおじさんに何度もいらいらしてしまいましたが、こんなふうに書いてみると少しはすっきりしました(^_-)-☆
来週はいらいらしないで、集中できるといいなと思います。

 

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金の亡者だって・・・

2020-07-01 22:29:25 | ブラック企業の話

7月になったので、6月の残業を申請しました。

自粛期間が終わり、今まで動いていなかった業務が一気に押し寄せたのと、本来なら2人でやる仕事を一人でやっていたので、急に残業が増えた感じがしていましたが、思ったより少なかったです(^^;
それでも、残業時間すべて申請できるのが夢のようです。

去年の春、ちょうど2回目の辞めます宣言をしました。

辞めます2回め - 年収180万!名ばかり管理職の奮闘記

例によって社長が引き留めにきたので、給与面の不満や長時間労働が過ぎることを直訴しました。
入社以来、一度も基本給を上げてもらっていない(最初に提示された給与額は未だにもらえない)、サービス残業は我慢できない、休日出勤が多すぎる、有給休暇を一度も取れていない、ボーナスがないなどなど、これまでたまった不満を一気にぶちまけました。

社長からは、今は希望通りにできないが、妥協案として残業代を月に10時間まで申請しても良いと言われました。でも私の月残業時間はそんなものではありません。
それでも10時間分の残業代、約1万円ちょっとはかなり救いになりました。

もちろん私だけ特例ではありません。
管理職のリーダーである部長以外は、社長曰く「プレイングマネージャー」=ぶっちゃけ「名ばかり管理職」なので、残業を申請しても良いと社内規定には書かれています。
私以外の管理職も同じように10時間の申請をする人が出ました。

でも、一部の管理職からは、このことでますます反感を買いました。
サービス残業をよろこんでやっている元上司が(女子会開催者)、「あの人は金の亡者だから」と言っていたと聞きました。

「金の亡者」なんて生まれて初めて言われました。そもそもこんな言葉を日常で使う人がいるとは・・・。初めて言われただけにけっこうショックでした。

四六時中借金のことを考えているので、知らないうちにお金の話をしてしまっているのかな?とちょっと反省しました。
その上司の下で働いていた時に、一度残業申請をしたことがありますが、その時のことを言っていたそうです。

当時はスタッフ人数が多い店舗だったので、サービス残業をすることは少なかったのですが、一度接客が長引き帰れなかったことがあり、残業申請をしたことがありました。本来なら他の日に残業分早く帰るという調整をするルールでしたが、月末だったためそのまま申請しました。
私はそのときの残業で大きな契約をまとめており、2時間分の残業代2000円以上の利益を会社にもたらしています。
もし、自分のミスの修正などで残業をしていたなら気を効かせて申請は控えていたと思いますが、この時は堂々と申請できると思いました。
もちろん上司には拒否されました。
「私は残業つける主義ではありません!」
と言われたけど、主義で残業が左右されるものではありません。

「今後は申請しないように」と言われました。
これが「金の亡者」のエピソードです。
私にとっては残業申請はごく当然のことでした。働いた分の報酬を得るのは妥当だと思っています。
借金が全くない状態でも同じ考えには変わりません。

でも「金の亡者」と言われようが、10時間だけでも残業代がもらえるようになったのはとても嬉しかったです。
本当は30時間ほど足りなかったのですが、ずっとサービス残業をしていたので、ありがたいとまで感じてしまいました。

ただ、この件でますます管理職のリーダーと、元上司との溝は広がって行きました。
数か月後には決定的なことを言われてしまいます(T_T)

 

 

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自分が正しいという自信すらなくすブラック企業

2020-06-23 22:28:52 | ブラック企業の話

コロナ自粛でずっと外勤ができなかった反動で、連日取引先を訪問、今さらご挨拶周りをしています。
私の仕事柄、お会いする方は企業の社長始め、その団体の代表が多いですが、要職についている方々は人格も立派な方が多いです。
2年後、今の契約が終わったら次はここに雇われたい!と思うところばかりです。そして当然のように以前のブラック企業の面々と比べてしまいます(^^;

ブラック企業あるある③

経営陣が無能

有能だったら赤字にならないし、赤字じゃなければ社員への待遇もよくなります。経営者に良心があればですが。
このブラック企業はおそらく創業から経営がうまく行っていなかったと思います。法人化がそもそもの間違い。だから給料も満額払えないし、ボーナスも退職金もない。
社員が黙って従うのをいいことに、サービス残業も休日出勤も見て見ぬふり、そして無言の強制。

管理職も漏れなく無能でした。もちろん私もです。
全員管理職経験がなかったため、もともとの知識がない。もちろん管理職研修なんてない。入社時の研修すらない会社なので。

無能だからこそ、管理職として必要なスキルを必死で勉強しました。
昔の上司のやり方や、本やビジネス雑誌でマネジメントと経理の勉強をし、見よう見まねでやっていました。幸いずっと黒字で利益を出してはいましたが、社長は、私の店舗が黒字だったことすら気づいていませんでした。

こんな状態で社内に頼れる人が全くいないのが不安でしたが、救い主が現れます。
昨年の春、社長は高いお金を払ってコンサルタントを雇い経営の立て直しを始めました。
最初に管理職との面談があり、どの店舗の何が問題なのか把握した結果、「マネジメント能力がない管理職が多すぎる」と判断され、まず管理職研修から始まりました。
初回の研修では、会社の数字を把握するための決算書の説明でした。驚いたのは私以外の管理職は簿記の知識がなく、PL、BSという言葉も初めてという人がいました。

以前、会議で「決算書が見たい。会社の状況を把握しないと戦略が立てられない。」と言ったら、他の管理職から「社長でもないくせに偉そうなことを言わないで!」と怒られたことがあります。怒った人は当然決算書が何か知りませんでした。
コンサルとの面談でもう一度、同じお願いをしたところ、やっと見せてもらえました。(ボロボロでした(T_T))

研修後、社長から下半期の予算を作るように言われました。
下半期は2019年10月から2020年3月です。
この時渡されたシートには、前年実績欄に「2017年10月から2018年3月まで」と入力されていました。
「前年だから、2018年10月から19年3月の数字ですよね?」と他の方々に聞きましたが、管理職のリーダーから「2017年で間違いありません。」と言われました。
さらにもう一人(以前ネタにした女子会好きな元上司)から「知ったかぶりや思い込みで意見をしないでください。みんな忙しいのに迷惑です。」と個人のLINEで言われました。

そこまで言われたら自信がなくなり、間違っているのはやはり自分なのか丸1日悩みましたが、答えはでません。そこで個人的に仲良くなったコンサルのアシスタントにLINEでどうしてもわからないから教えてほしいとお願いしました。
その方からは「2018年ですね。他の皆さんにも共有してください。」と返事が来たのでみんなに伝えたところ、リーダーから怒られました。
仕事のことは個人的にやりとりしないで、ちゃんと私を通すように、ということでしたが、リーダーから「2017年で」と言われたのです。

例の2回めの辞めます宣言の直後だったので、管理職の間でますます孤立していきますが、コンサルさんとアシスタントさんからは個別によくフォローをしていただきました。
お二人には本当に感謝しています。
もしお二人がいなければもっと早くに辞めていたとは思いますが・・・(^^;

 

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