先週末は、またまた散財をしてしまいましたが、今日は別の話。
先々週末に大掃除を始めました。
その時は、不燃ゴミをチェックするのがメインだったので、あとはカーテンの洗濯と窓、ベランダの掃除のみ終えました。
私の中では、窓周りと玄関さえ掃除すれば大掃除完了という勝手な認識があります(^^;なんとなく、空気の出入り口をきれいにしておくと安心感があるんです。
そして、寝室のクローゼットのいちばん上には使わなくなった小物や服、思い出の品で捨てられないもの（アルバムとか学生時代の記念品とか）を入れた箱をいくつか置いて、毎回大掃除の時に未練のないものは処分します。
今回、見慣れない箱が一つありました。
すっかり忘れていましたが、去年大掃除した時に過去の手帳や手紙類を一つの箱にまとめて入れていたようです。
手帳は2006年から去年までのものが入っていました。
2006年と言えば、私の人生でいちばんつらい時期に差し掛かった頃でした。ここから2010年に最初の会社を退職するまでは、借金問題や人間関係、職場環境が最悪な時期でした。
そのせいか、少しだけ2006年の手帳を開いてみると、動悸がして苦しくなりました。
借金で首が回らない状態で、友達は去っていくし職場では何やってもうまくいかずパワハラセクハラに遭いつづけるし、それでも借金のおかげでなかなか辞める決心がつかなくて、堂々巡りを続けていました。
見つけた時の動悸が辛すぎて、つらい時期の手帳は全部処分したいと思いました。
そして、翌日から少しずつ、2006年から2010年まで、5冊の手帳を細かく破って内容がわからないようにして昨日ゴミに出しました。
破る前には、ちょっと内容を読みました。
私は手帳を日記代わりにするので、毎月、毎週のページごとに「今月もがんばろう」「今週もよくがんばったね！」「退職日まであと〇〇日！」などなど自分を鼓舞する文言がよく書かれていました。この頃の自分って本当に辛かったなぁ・・・もう一度やり直せって言われても絶対に耐えられないなぁ・・と思いながらページを破っていくと、少しずつ気持ちがすっきりしていきました。
任意整理を行った時期をすっかり忘れていましたが、2007年の年明け早々でした。
その後の手帳を見ていると、2007年は任意整理を始め、その後本気で借金を返そうと、ヤフオクやAmazonマーケットプレイスに出品し始めました。
そして2010年には最初のアフィリエイトブログを始めていました。
辛かったけど、今よりももっと頑張っていた気がします。
いろいろなことを記録している手帳は、私にとってなくてはならないアイテムですが、つらい時期のものは手放してもいいのかもと思います。
クローゼット片隅の、小さい箱の小さい手帳たった5冊ですが、破り捨てることができてとてもすっきりしたし、家の中まで浄化されたような、穏やかな気持ちです。
