しがない公務員の大阪通信

大阪在住、在職の公務員が大阪の過去、今、そして未来を考えます。

大規模災害が発生するとよく言われること

2024-01-02 | 日記
令和6年能登半島地震で被害を受けられた方にお見舞い申し上げます。

さて、
災害時の避難について次の記事が出回っています。

「体育館を避難所にする先進国なんて存在しない」災害大国・日本の被災者ケアが劣悪である根本原因 日本での「美談」は、欧米なら「人権侵害」「ハラスメント」になる

日本では大規模災害が起きると、学校の体育館が避難所に転用されるケースが多い。しかし、先進国ではこうした対応はあり得ない。新潟大学大学院の榛沢和彦特任教授は「日本...

PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)


言いたいことはわかります。

私達自治体職員としても痛感しています。

でも、そう簡単なことではないこともわかってほしいです。

それはなぜかと言うと、
「お金がない!」の一言につきます。

お金が…というか予算枠がないって言ったほうが正しいかもしれません。

それこそ、
スクラップアンドビルドをしないといけませんが、
予算には国や都道府県で決められたものも多いので、
そう簡単にはいきません。

また、
費用対効果を求められるため、
枠取りをとることすら難しい状況ですので、
少しずつしか増えません。

そして最近は物価高ですので、
経常経費が予算オーバーになって、
防災予算も返上しなければいけませんので、
また少なくなってしまうわけです。

なので、
ここは議員さんがたに頑張って、
そういった予算を枠取りしてもらえるようにしてほしいものです。

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