ラングドンジプシー、ルーヴルの迷宮に（ルーヴル美術館・パリ１４）

やっほう　ジプシーです♪
コーヒーを飲みながら書いてます♪いいねえ！！

パリ２日目。
ジプシー一行は、早い朝食をすませ、
９時から開館のルーヴル美術館へ。



これは、リヴォリ通り側の、ルーヴルの通路。
目の前にメトロの駅もあるから、
メトロで直行できる。
ジプシー一行は、朝はお散歩タイムなので歩き♪
ここを抜けると　あのガラスのピラミッドがある広場に出る



ギャーけっこう並んでる！！
ジプシーたちも早めに来たけれど、
みんな美術館は
早く行かないと並ばないといけないことを知ってるから・・・。

地球の歩き方に、並ばずに入れるポルト・デ・リオンの
入り口がおすすめ（アフリカ・アジア部門）と
書いてあったけれど、
せっかくのルーヴル、このガラスのピラミッドから
入りたいもの。
ジプシーはもうすでに２回ここから入ってるからいいけど（笑）

そこで　ミュージアムパスの出番である。
係員に聞いたら　並ばずにさっさと入れた！！！
並ぶ大衆を横目に（自分も大衆だろ）
セレブになった気分である（笑）



ピラミッドに入ると、すぐセキュリティチェックがあり、
それが終わると、エスカレーターで地下に降りていく。

時の大統領、ミッテランが、このガラスのピラミッドを
入り口にしたのだけど、
「芸術の冒涜」なんか、いろいろ言われたらしい（泣）
でも、今は、ルーヴルの顔ともいえる存在みたいね　うふふ

エスカレーターを降りながら
上を見上げると、こんな感じ。



ラングドン教授の気分だわ！！！
（映画化にもなった、大ヒット小説「ダヴィンチコード」の主人公）



降りると、地下はすごく広い。ここは
ナポレオンホールと呼ばれているの。
ここから、ルーヴルの各展示室に行けるの♪
ルーヴルは、上から見るとコの字型になっていて、
シュリー翼（よく）、リシュリュー翼、ドノン翼の
３つのセクションにわけられてるのだ！！

で、ここで地図をもらうと（もちろん日本語もあるよ）
まずは、計画を練る。
限られた時間。この広いルーブルを周るには、
一個一個見てたら　すさまじい体力と時間がかかる（笑）
まだオープンしてないカフェのイスに座って、
見て回る美術品をチェックし、しるしをつける。

このひと手間が、のちの効率を左右する　うふふ

まずはドノン翼の、１階イタリア彫刻の間で
「瀕死の奴隷」を探す。



ミケランジェロの未完成の作品で、
ローマ教皇ユリウス２世の、墓碑として
製作された彫刻。

瀕死の奴隷、発見！！！（１５１３年～１５１５年）



タイトルにしては顔が穏やかなのは、ミケランジェロが
教皇に寵愛を受けてたかららしい。
・・・ホモ？？？
（名だたる作家を簡単な言葉で言うな）

世界史でミケランジェロを習っててよかった♪
イタリアルネッサンス（１４～１６世紀に起こった古典文化の復興運動）の
代表作家よね！！！



近くにもう一体似たような作品がある。



このフロアにはもう一つ、「エロスの接吻で目覚めるプシュケー」があるの
（カノーヴァ作）
エロスとは、ギリシャ語で、「キューピッド」のこと。
エロスは、ヴィーナスの子供とされているの
美の女神から生まれたエロスは、
あちこちの人々の心を弓で射抜いては恋におぼれさせていた
ギリシャ神話にでてくる、このお話。

ヴィーナスより美しいと噂がたった、プシュケーという娘に
ヴィーナスは腹をたて、エロスに命じて、イヤな男と恋に落ちるように
命じる　
しかし、エロスが弓を引いたときに間違って、
自分の指を傷つけてしまい、プシュケーに恋してしまった！！

というかわいいお話♪（イヤな女と息子が恋に落ちたヴィーナスにとっては皮肉な話）
ヴィーナスの評判が落ちそうな話（笑）だけど、
ギリシャ神話って　神様もこんな人間みたいな（場合によっては人間より醜い？）
行動するのよって話なのよ（笑）

難しく訳してある本は　きっと挫折するから
面白く解説してある本を読んだら、ギリシャ神話、
面白かった♪

そのおかげで　２０年前とは違い、もっと深く
美術品を見れるわね♪　　うふふ　



もともと宮殿だったルーヴルは、天井までもが美しい！！

２０年前、６年前、そして２０１２年。
何回見ても　やってきた私自身の中身が変わってるから
違う見方ができて、楽しいわね♪

では　次回は　絵画の方へ。
お楽しみに～

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　　＠ルーヴル美術館

　　　Ｒｕｅ　ｄｅ　Ｒｉｖｏｌｉ　１ｅｒ

　　　９：００～１８：００

　　　水曜日・金曜日～２１：４５

　　　定休日　火曜日

　　　※ミュージアムパス可