テーブルの脚カット加工と木材加工の太田木工所のブログ

テーブルの脚カット加工とか 木材加工など。ブログ更新がままならないですが。

ダイニングチェアーの分解加工組み立てです。 (10)

2013-01-28 07:51:37 | 家具リメイク

ダイニングチェアーの分解加工組み立てです。(10)

 

前日からの低温続きで 

ダイニングテーブルの作業は 硬化乾燥を続けています。

 

電話で椅子の修理を可能か?とのお問合わせが有りました。

直ぐ持ち込むからとの事です。

まぁ~セッカチなお客様ですわ。

当方にも都合が御座いますわなも

 購入から6年目とかです。

 

届けられた椅子は 少しグラグラという状態です。

勿論 海外製品です。

海外製品は 木ネジでも判断が可能です。

まず 華奢な木ネジが使われています。

隅木に接着剤の形跡が殆ど無い。              切れています。  

木ダボが 破断している場合も有ります。            切れています。

多軸ダボ錐で穴あけですよ~。

木ダボの口は 皿取りをいたします。

余分な接着剤の逃げ口です。

木ダボが3本だから 真面目な制作ですわなも。

接着剤が不足です。

隅木は タッピング木ネジを修理には使いますから

5ミリで穴開け修正です。

新規のタッピング木ネジは4㎜の35㎜

後ろも分解したいところですが

ご予算も有りますから 

3方を分解して修正後の再組み立てです。

 

背の脚の形状が変形ですから

クランプは 4本使用してます。

下の写真は これから後ろに2本クランプします。

一方に脚が逃げて口空きしてしまいますょ。

接着剤が硬化後に座面取り付けて完成です。

 

海外製品でも 国産の家具でも 

木ダボの場合は接着剤の量が不足ですわ。

ハウジング系統の家具等は 特に言えます。

 


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名古屋市中村区深川町3-45 太田木工所

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