ダイニングチェアーの分解加工組み立てです。(10)
前日からの低温続きで
ダイニングテーブルの作業は 硬化乾燥を続けています。
電話で椅子の修理を可能か?とのお問合わせが有りました。
直ぐ持ち込むからとの事です。
まぁ~セッカチなお客様ですわ。
当方にも都合が御座いますわなも。
購入から6年目とかです。
届けられた椅子は 少しグラグラという状態です。
勿論 海外製品です。
海外製品は 木ネジでも判断が可能です。
まず 華奢な木ネジが使われています。
隅木に接着剤の形跡が殆ど無い。 切れています。
木ダボが 破断している場合も有ります。 切れています。
多軸ダボ錐で穴あけですよ~。
木ダボの口は 皿取りをいたします。
余分な接着剤の逃げ口です。
木ダボが3本だから 真面目な制作ですわなも。
接着剤が不足です。
隅木は タッピング木ネジを修理には使いますから
5ミリで穴開け修正です。
新規のタッピング木ネジは4㎜の35㎜
後ろも分解したいところですが
ご予算も有りますから
3方を分解して修正後の再組み立てです。
背の脚の形状が変形ですから
クランプは 4本使用してます。
下の写真は これから後ろに2本クランプします。
一方に脚が逃げて口空きしてしまいますょ。
接着剤が硬化後に座面取り付けて完成です。
海外製品でも 国産の家具でも
木ダボの場合は接着剤の量が不足ですわ。
ハウジング系統の家具等は 特に言えます。
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名古屋市中村区深川町3-45 太田木工所
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