雲南市では、温浴施設などのボイラー燃料をこれまでの重油から、木材チップへと転換を進めており、
温室効果ガスの低減効果のほか、地域材を利用した新しい地域振興が期待されています。
林業科2年生はまずはじめに、一般の市民による材の収集基地(加茂ストックヤード)を視察しました。
ここでは、これまで木材として価値がなく、山林に放置されていた「曲がった木」や「二股の木」
などが市民の力により集められ、理路整然と樹種ごとに積まれていました。
雲南市役所の方から説明をうけました。 広大な敷地に整然と木材が並びます。
続いて、木材をチップ加工する工場を見学しました。
所長さん自ら案内いただきました。
雲南市内にある「おろち湯ったり館」のチップボイラー施設を見学しました。
高性能のドイツ製ボイラーで熱効率も大変良いとのこと。
近年ますます、木材の重要性が高まっていることを実感した2年生でした。
森林環境や木材生産だけでなく、次世代のエネルギーもわれわれ「林業マン」が
担っているんですね。