8月28日 バイオマス発電事業者2社と発電所に納材を行う素材流通協同組合の組合員の皆様を対象に公開授業を行いました。
農林大学校で平成5年度に導入していたプロセッサは老朽化により、実習に支障をきたしていましたが、
昨年バイオマス発電事業者と素材流通協同組合の組合員の皆様方の寄附金を活用し、最新型のハーベスタを7月に導入しました。
(記事があります)
このため寄附をいただいた皆様を対象に、導入したハーベスタを使用した実習風景をご覧いただく公開授業を実施しました。
現地では、2年生が全員集合して挨拶をした後、2年生が説明し、2年生が機械を操作するところをご覧いただきました。
ハーベスタによる造材後、スイングヤーダによる集材を行い、最後にチェーンソーによる伐倒もご覧いただきました。
伐倒したF君もかなり緊張したようですが、思った方向に伐倒できほっとした様子でした。
現地での実演終了後は、学生代表3名との意見交換を行いました。
学生からは、林業科に入学したきっかけ・卒論の内容・就職後にどのような社会人になりたいかなど発表しました。
参加いただいた皆様からは、
「ハーベスタの操作がうまくなるにはどれくらいの時間が必要か?」
「学生の皆さんに、就職したいと思ってもらえるような事業体にするよう、頑張りたい」 などいろいろな意見を頂戴しました。
島根県立農林大学校としても、
「農林大学校林業科の卒業生を採用して良かった」とか
「また農林大学校林業科の学生を採用したい」と思っていただけるような学生達を、林業界に送り出していけるよう
努力していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。