2年生は邑南町の60年生ヒノキ林において、高性能林業機械を活用した木材搬出実習を行いました。
残暑の厳しい中での急傾斜地での実習で、大変な実習となりました。
現地は約1haの皆伐地で、主索を張り、スイングヤーダの2つのドラムを活用したフォーリングブロック式の
索張りによる搬出を行いました。
この索張り方式は、今後小面積の皆伐が多くなり、大径木の搬出が多くなる中では、現場で活用しやすい方法として
ここ3年の間、普及に努めている索張り方式です。
朝 全員で集合し、ミーティング。全員気を引き締めてスタートする一瞬です。
ミーティング後はメンテナンス。
準備が完了すれば、荷掛・スイングヤーダ・ハーベスタ・フォワーダにそれぞれ分かれ、実習スタート
今回の現地は土場が狭く、決して条件の良い現場ではありませんでしたが、予定していた区域は完了。
最終日の撤収は、朝から始めていたとはいえ、現場を離れるのは18時。
学校に着いた頃には、辺りは暗くなっていました。
学生達も一生懸命実習に取り組んでくれたおかげで、当初予定していた区域はすべて搬出し、片付けも31日のうちには
終了することができました。
ヒヤリハットは数件あったものの、無事実習を終了することができ、講師の先生方にも感謝感謝です。
この実習終了後、9月3日からは3週間のインターンシップが始まっています。
3週間のインターンシップで自信をつけ、大きくなった姿を見せてほしいと思います。