9月19日(木) 育林技術の授業の一環として、島根県の指導林家で雲南市木次町の 堀江洋伸氏の森林を
視察させていただきました。
堀江氏は約53haの所有山林のうち、約48haがスギ・ヒノキの人工林で、優良大径材生産を目的として100年
の長伐期施業を実施しておられます。
昭和34年~35年に所有する山林の測量と土壌調査を実施され、適地適木を守り、計画的に造林を進めてこられました。
現在は自ら作業道を開設し、利用間伐を計画的に実施しておられます。
学生たちは適切な間伐が実施され、高く(12m程度)枝打ちが実施された森林を見た学生たちの感想は
”森林組合等の事業体に頼らず、みずからこれだけの森林を作ってこられた堀江さんはスゴイ”とか
”50年先に普通の100年生の材と、堀江さんの育てられた100年生の材を見比べてみたい”といった意見が聞かれました。
森林の視察終了後は、美林を背景に堀江氏が取り組まれている観光庭園 ”石照庭園” を案内していただきました。
自宅敷地には、ハナショウブやツバキ、カエデなどの彩り豊かな花木が配置され、
自宅裏山の美林内にはシャクナゲやササユリなどの四季折々の花が配置されており、
県内や隣県から多くの方が訪れておられるそうです。
学生たちも
”色々なショウブの種類があり、花の咲く頃に是非来てみたい”とか
”秋の紅葉の時期にもう1回来たい”という感想が聞かれました。
皆さんも、紅葉の時期やシャクナゲなどの時期に ”石照庭園” を訪れてみられてはいかがでしょうか?
最後に堀江様には、お忙しい中、視察に対応いただきありがとうございました。