6月13日の林業科は ”地元を知る日” です。
11時から飯南町役場の協力を得て、飯南町の最新情報を聞く会に参加させていただきました。
毎日飯南町内に住んでいても、なかなか行く機会の無い場所を数多く紹介していただきました。
紹介いただいた場所の中には、17日の日曜日に1年生が下刈りボランティアで参加する、赤名湿地の紹介もあり、
興味深く聞くことができました。
(17日は貴重な湿地に育つ植物を守るための下刈りボランティアに参加予定です)
午後からは2020年に島根県で開催される予定の全国植樹祭について知るため、昭和46年に開催された
式典会場や植樹会場を見学するとともに、植樹祭の概要の説明を受けました。
県内では珍しくなった、県木クロマツの純林や昭和天皇と皇后が植樹されたクロマツを見学しました。
2020年開催の植樹祭の詳細は → http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/ringyo/syokujyusai/
植樹祭会場を後にして、大田市多根町で発見された小豆原埋没林公園を見学しました。
この埋没林は、1983年の圃場整備工事の際に撮影された写真を、地元の火山研究者が1990年に写真を目にしたことを
きっかけに、4000年前の縄文時代に三瓶火山の噴火に埋もれたことが明らかになったようです。
この公園にも大半の学生が訪れたことがなく、今回の視察は大変参考になったと思います。
これからも地元を大切に思う大人になってもらうため、地元を知る機会は数多く作っていきたいと思います。