山づくりの達人を訪ねました

2006年11月10日 | 授業&実習
朝晩がめっきり寒くなった11月9日、東部農林振興センター 雲南事務所の協力により、先進林家の取り組み状況を実際に見て、感じ取らせるため、
島根県指導林家であり普及指導協力員である
雲南市木次町平田 堀江洋伸氏及び仁多郡奥出雲町下阿井 響 忠好氏を
訪問・視察させていただきました。

まず最初に訪問したのは、堀江洋伸氏です。
堀江氏は、昭和9年生まれの72歳。スギ・ヒノキの優良大径材生産を目的に、自力で測量・土壌調査を行い、順次拡大造林を行い、所有山林約53㌶の内、48㌶の造林を進められました。現在は、山林経営のほかにも、観光庭園を自宅周辺に自力で整備され(石照庭園)、春のシャクナゲ、秋の紅葉の時期は多くの観光客が訪れるそうです。


   紅葉の美しい石照庭園をバックに記念撮影


  学生達に山づくりの考え方を説明する堀江氏


堀江氏の山づくりの考え方を聞き、いざ山林へ。
堀江氏所有のヒノキ林で枝打ち実習。
学生達の実習前に、同じく指導林家である若槻満男氏に背負い式枝打ち機による実演。プロの技にしばし感激。


  素早く正確に作業される若槻氏

学生達も手持ちののこで枝打ち開始。



30分ほど枝打ちをして、堀江氏の50年生のヒノキ林へ。
学生達は、今までこれだけ手入れがなされた山を見るのは初めてとまたも感激。




お忙しい中、対応していただきありがとうございました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。