違いの分かる男達

2007年08月27日 | ミニ知識
ちょっと前の出来事ですが・・・

 県有林実習で同じ山道を何度か通いましたが、

途中でとても特徴のある木を見つけました。

 
 「昨年から、この山道を何度か通っていると思いますが、
この木、名前を知っている人いますか?」

 と聞くと、引っかけ問題だと思ったのか?
 「カエデの仲間、ウルシの仲間・・・」いろいろと出てきました。

 普段から学生に変なことばかり言っているんでしょうか?
 「それでは、葉っぱをちぎって臭ってください。」と指示すると、

 「覚えのある臭いですが、あまりいい臭いではないです。」
とのこと

 「その臭いゴマの匂いだと思いませんか? ゴマギといいます。」
 「そういわれれば、ゴマの匂いですが、あまりいいゴマはないですね。」

 ゴマの違いが分かるんですね。

 彼等は、”違いの分かる男”なんです。

         いい鼻をしてますね。


 こんな感じの木です。 


 葉っぱです。


 くん くん くん あまりいいゴマではないですね!


 写真の場所は、県有林の道路から山に入って分かりにくい
ところにありますが、国立三瓶青年の家付近の遊歩道でも見

ることができます。
 似た様な葉っぱがあったらかるくもんで臭ってみてください。


 ゴマキは、落葉小高木で枝葉がやや密に繁ります。
 樹皮は灰褐色でやや湿ったところを好みます。
 枝葉にはゴマのような臭いあり、ゴマギ(胡麻木)といわれ
てる所以です。
 葉は対生し、厚く、鈍鋸歯があります。
 上面は葉脈がくぼんでいます。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-09-08 22:19:43
出来る男は違うね!!
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