芸術的な苗圃で

　１年生と２年生は、育苗技術の授業の一環として、東出雲町にある林業用苗木の苗圃の視察を行いました。
　視察先の苗圃では、10万本を超える床替えされたヒノキが、色つやも良くほぼ均一な規格で苗床に整然と並び、畝（うね）には１本の雑草も見つけることが出来ないほどでした。播種されたヒノキも、苗床で十分な数と大きさを保ちながら生育しており、高い技術力が伺えました。
　学生は自らが生産している苗木と見比べ、驚きの声をあげるとともに、生産者の方の丁寧な説明に耳を傾けました。今回の視察では、プロの技術と苗木に対する愛情を目の当たりにし、興奮ぎみの１日となりました。飯南キャンパスに帰った後、苗床の草取りをしたことは、言うまでもありません。