甲子園での食事会の後
懐かしの校舎によってみた
今は亡き学院長の銅像があった。
院長の朝礼は長かったなぁ~ 直立不動で長い話を聞かされて、貧血を起こす人もいたっけ
口癖は、『賢妻 良母』
賢い妻であり、子供には慈愛に満ちた優しい母であれ
耳にたこのこの言葉は、いま思い返すと、実に感慨深い
校舎は昔のままで、時間が止まったかのように、40年以上もの年月はどこえへ消えてしまったのかしらと不思議だった。
校舎と校舎を結ぶ渡り廊下、その渡り廊下を通って中央の建物が職員室。 その塔の半地下に医務室があり、高校になってからは、静かなベットでお昼寝したものだ
お茶室もあり、中学生の頃いたずら心でお饅頭を片手に数人の生徒で押入れに隠れた事もあった。
最後に見つかった時の先生の言葉
『まぁ~長い事隠れていたのね』と微笑んで
『美味しいおうすを頂いたのよ、今度は出てきてね』とさらりとやさしく言われて、すごく後悔した思い出。
当時新築だった校舎は、今も古びた様子はないけれど、見覚えのある木が、大木に成長しているのを見るとやはり歳月は過ぎていったのだとしみじみ思う。
車で帰り際、校門横の守衛さんに
『勝手に入らないで一応声をかけてください』と怒られた