前にさしたる花くしの
花ある君とおもいしや
このうたは・・・石川啄木の初恋??だったような気がします
啄木の歌ではなく 島崎藤村 でした
yukarikoさんがコメントで教えてくださいました
ありがとうございます 以下はそのコピペです
初 恋 詩 島崎藤村
まだあげ染めし 前髪の
林檎のもとに 見えしとき
前にさしたる 花櫛の
花ある君と 思いけり
やさしく白き 手をのべて
林檎をわれに あたえしは
薄くれないの 秋の実に
人恋い初めし はじめなり
我が心なき ため息の
その髪の毛に かかるとき
楽しき恋の 杯を
君が情けに 酌みしかな
林檎畑の 樹の下に
おのずからなる 細道は
誰が踏みそめし かたみぞと
問いたもうこそ 恋しけれ
我が外孫で紅一点のあみちゃん5歳の色っぽい着物姿です
お正月に写しました
藤の花簪はフーミンバーバがうら若き乙女の頃のものです(40年前)
フーミンバーバにも、まだあげそめし前髪の・・・・・ころがあったのです
赤いぼんぼりのかんざしは、初孫ひなちゃんの3歳のお祝いで使ったものです(7年前)
紫のおべべと帯はあみちゃんのママが5歳のときのものです(27年前)
後記
あみちゃんママのまちことみことのママななちゃんは共に七歳でこのおべべを着ました。あみちゃんは5歳なのに体がおおきいのかな
まだあげ染めし 前髪の
林檎のもとに 見えしとき
前にさしたる 花櫛の
花ある君と 思いけり
やさしく白き 手をのべて
林檎をわれに あたえしは
薄くれないの 秋の実に
人恋い初めし はじめなり
我が心なき ため息の
その髪の毛に かかるとき
楽しき恋の 杯を
君が情けに 酌みしかな
林檎畑の 樹の下に
おのずからなる 細道は
誰が踏みそめし かたみぞと
問いたもうこそ 恋しけれ
yukarikoが中学の図書クラブで最初に暗誦させられたのが「藤村の処女詩集・若菜集」でした。
だからこの7.5調の「初恋」は脳裏に焼き付いています。
ここで出てくる女の子はまだ青い蕾の14~5歳でしょうか?
3つは可愛いばかりですが、5つはもう淑女ですね。
髪を結いあげ花簪を挿して、お母様から譲られた紫の豪華な振り袖でポーズをとる堂々とした様子は本当に素晴らしい。
入れ替わる写真の中にはにかんだような違う表情もあって、とても可愛いなと見せて頂きました。
親戚全部男の子なので女の子に憧れます。
もうバーバはとろけそうな表情で眺められたことでしょう。
昨年道明寺での7・5・3の記念撮影でも、女の子のきらびやかな衣装と、それぞれに見事なカメラ目線と女優さん張りのポーズを見て、大いに羨ましく思ったものでした。
啄木ではなかったですね
あーちゃんの可愛いおでこに藤の花簪がゆれるのをみて思い出した歌です。やはり間違っていました
昔はお正月には日本髪を結ってもらったりしましたね。半世紀ほども前の鹿の子や髪飾りを捨てられないで取っています
yukarikoさんのブログでお孫さんのりりしい羽織袴を見せていただきました。息子さんの晴れ着をお孫さんに着せてお参りされているのを見ると男の子の着物姿も良いなと思いました
そして、子から孫へと時代を超えて残されてゆく着物という文化はやはり捨てがたいものですね
藤村のうた、ありがとうございました
再投稿させていただきます