当日は脚立の移動や、直射日光がレンズに入るのを防いだり（ハレギリ）する役割を婆が務めました。
当初、運動員を引き受けたりすることは避けていましたが、町内の方をはじめとして大勢の皆さんが
一生懸命頑張っているのをみているうちに、お手伝いをしたくなりました。
今回は、大震災に関連して選挙カーの使用を自粛しました。自転車か歩きでハンドスピーカー
だけの選挙運動は候補者の名前を知ってもらうのさえ難しい運動でした。
出陣式の様子を撮ってくださいと頼まれただけなのに、後半の何日間かは、朝７時から交差点
で通行する車に手を振る候補者と運動員の姿をスナップしたり、夕方からは選挙事務所で激励
にきてくれた方たちを撮っている間にすっかり夢中になってしまいました。
今回の選挙では定員１９名に対して２２名が立候補しました。しかも同じ町内から新たに新人が
立候補する事態になり、現職（ご近所さん）の苦戦が予想されました。
投票日前日は候補者、運動員と応援者が最後のお願い（遊説）に出発する時に、選挙事務所前に
整列してもらって集合写真を撮りました。
この時、例によって３枚撮りました。「それでは、普段の皆さんそのまんまの３枚目・・・」で
皆さんとても良い表情をしてくれました。きっと皆さんに、出来るだけのことはやったとの充実感
があったのでしょう。
この時の写真はＡ－４サイズに自家プリントしましたが残念なことに爺本人は写っていません（笑）
投票日の夜、開票が始まる頃、候補者ご夫妻が心配していたので、「皆さんがこれほど盛り
上がって熱心にやってくれたんだから、当選するかどうかじゃなくて、トップ当選を争う
ようじゃないと何言われるかわかりませんよ！」と冷やかしたりしました。
「当選確実」に続いて２２：４０、「トップ当選」の報を聞いた時に本人や町内会長たちと握手
したりして、さすがの爺も大感激でした。
実は誰もトップ当選を予想しませんでした。
それだけに喜びもひとしおです。皆の疲れが吹き飛びました。
ＩＳＯ感度を最大（Ｈ1.0←Ｈ0.5←３２００）にして撮るのは今回が初めての経験でした。
夜の明るくない室内でストロボを使わないでも、そこそこに撮れることが分かりました。
一週間の撮影でプリントした枚数が１６０枚でしたから撮ったのはこのおよそ３倍でしょう。
爺＆婆には初対面の方が多かったのですが大勢の方々と良い連携ができました。
