“温泉神社”の近くで昼食をした後、急に胃腸の具合が悪くなりました。
胃腸薬を飲んで婆に運転を替わってもらい、宿泊するペンションへ早めに
向かうことにしました。ところが走り始めて五、六分で又もどしました。
運転を替わってもらって正解でした。
途中で、広谷地交差点近くにある“道の駅”の日陰に車を止めて暫らく
休んでいました。
具合が悪くなってから一時間も経つのに、一向に回復の兆しがありません。
（東北道 上河内ＳＡで）
脱水症状はことに怖いので、さすがに心配になってきました。
「病院へ行ったほうが良いよ。救急車、呼ぼうか」
「それは大げさだよ」 「近くに病院があるか聞いてこようか」
と言うやり取りの後、カーナビで検索したら、幸いにも近くにＭ医院が
ありました。
Ｍ医院（内科、循環器科、小児科）へ着いたら昼休みでした。事情を電話
で伝えた後しばらく待ちましたが、スタッフの方が診察開始時間前から親切
に対応してくれました。
お医者さんへ来た安心感でほっとしたのに、脂汗をかいて寒気もするし、
ひどい症状が少しも良くなりません。
「急性胃腸炎て、とこかな」との診断で、１時間の点滴を受けました。
点滴中も胃腸の具合が悪くて、看護師さんに、とてもお世話になりました。
お医者さんから「食事は普通で良いけれど、アルコールは駄目！」と宣告
されて薬を受け取り、引き続き婆の運転でペンションへ向かいました。
たいした病気ではないと分かり、安心しました。ペンションに着く頃には、
三時間も続いたつらい症状がようやく治まりました。
「セーラは車酔いもしないし、いい子にしているのに、全くもう
」（ｂｙ婆）今回ご一緒してくれた、だいちゃん家と りくちゃん家の皆さんにご心配を
おかけしてしまいました。
秋が近づいて、人の情けが身にしみる今日この頃です。
「あーあ、これで又、婆に頭が上がらなくなった」
