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[2022年以後] ぼくらの時代

ハートは天国に旅立った

17年10カ月私と人生を共に歩んでくれたハートが天国に旅立ってからの数日。
過ぎ去ったかれとの日々に思いを馳せ悲嘆にくれながら、死についてあるいは家族について、またあるいは私自身に残された時間について考えた。
死とは何か。それは愛するものかけがえのないものを奪われることだ。
このさきも父を、また或いは妻を奪われるかもしれないと想像し、私は死への恐怖に慄いていた。

息を引きとった真夜中から2日後の葬儀の日までソファで眠っていたハート。
炉の前でお花や食べ物や手紙を添えられお別れのときを迎えたハート。
そしてお骨になったハートを、私は我が家に連れ戻ってきた。

昨日も今日も折につけハートの姿、表情、仕草が浮かんで悲しみを抑えられなくなる。
誰しも永遠に生きることはできないという真実を受け入れるには、私にはもう少し時間が必要だ。






















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