[2022年以後] ぼくらの時代

是枝監督の「ベイビー・ブローカー」捨てるなら産むなよとは言えない

是枝監督が要請に応じて単身韓国に乗り込み、現地のスタッフで撮った「ベイビー・ブローカー」。カンヌでは最優秀男優賞(ソン・ガンホ)とエキュメニカル審査員賞の2冠。

モチーフは赤ちゃんポストに捨てられた子供たちが、自分が生まれたことを肯定できずに大人になっていくという現実。
「捨てるなら産むなよ」と思っていた観客が、最後にはその言葉を口にできなくなる映画を作ろうと思った、と是枝監督は語っている。
涙を流さずにこの作品を観れる人はいないだろうが、泣ける映画という言い方はふさわしくない。それは軽すぎる。




















ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「是枝裕和」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事