新疆ウイグル自治区を視察するため国連のバチェレ人権高等弁務官が中国を訪れている。
今日習近平国家主席がオンラインでバチェレと会談したと報じられている。他国に指図する説教者はいらないと言ったとか。
折りしも中国当局から流出した新疆ウイグル自治区に関する数万点の内部資料が24日、米団体により公開された。
資料には数千枚の写真や公文書が含まれ、同自治区でウイグル人などの少数民族が暴力的な手段で収容された実態が改めて浮き彫りとなった。
これについて米欧各国から中国に対する批判や懸念の声が上がっている。
米国務省のプライス報道官は「衝撃を受けた」「今回の新たな報道は、中国当局による残虐行為の証拠をさらに追加するものだ」と述べた。
英国のトラス外相は「新たな証拠は、強制労働や宗教の自由への厳しい制限、親子の分離、強制的な出産制限や大規模投獄など、中国政府がウイグル族を並外れた規模で標的にしていることを示している」と語っている。
何というタイミング。資料をハッキングした匿名の人物はバチェレの訪中に合わせて暴露したのだろう。
これでバチェレはいい加減なことはできなくなった。
バチェレが何かやってくれると期待したい。