妖精とぶらり散歩

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私の昭和はセピア色に輝いて

2024-03-13 18:32:17 | 日記
明治のチェルシーよ! 君もか!

とうとうチェルシーまでも53年の歴史に幕を閉じた。
昭和からまた一つ灯りが消えてしまい、寂しさで私の心は荒れてます。

大好きだった昭和に戻りたい!
あの昭和の香りをもう一度、肌で感じたい!

今、タクシーに乗って、運転手さんに「どちらまで?」と聞かれたら、思わず「昭和の時代まで行って下さい‼」と言ってしまいそうな私。



そんな昭和ロスの私、家の中に昭和なモノってまだあるのかなと見回してみた。

なんと、ある! ある!!
すぐに数点見つけた。

今なお活躍してる現役組と物置に眠るリタイア組、そんな我が家の昭和なモノにフォーカスして、ちょっと自慢しちゃいます。



まず、トップバッターはこれです。
二槽式洗濯機で〜す!

あっ、あなた、笑ってるわね。ふふっ
1970年頃は、どのお宅にも普通に見られたのですよ。
我が家では今でも大活躍してます。
(今のは10年選手)

いつかガスの点検に来た若いお兄さん、この洗濯機を見て、「これ何ですか?」と興味津々だった。
若い人は見たことないでしょうね。

私は大の二槽式洗濯機愛好者。
次に買い替える時も、もちろん二槽式です!

誰かが、新品の全自動式かドラム式を差し上げると言って下さっても、ノー、サンキューよ。

ちゃんとメーカー品もあって、パナソニックと日立から出てます。

家電量販店の洗濯機コーナーでは、ポツンと隅っこに寂しげに陳列されていて、ちょっと哀愁を感じるけど、私みたいな人もいるから、元気だしてね〜



理研の初代圧力鍋です

昭和51年にRIKENが初めて発売した圧力鍋を母がいち早く購入しました。

What is the 圧力鍋? の時代でした。
約50年経ちますが、老骨にムチ打って、まだまだ頑張ってくれてます。


おもりが付いてて、10分位加熱すると、それがクルクル回って蒸気がシューシュー出始めて、調理が始まります。

牛スジやモツなんかも、あっという間に柔らかくなり便利です。




これ、何かわかりますか?

鰹節削り器です。

昭和時代には、多くの家庭で使ってました。

硬い鰹節をこれで削り、下の引き出しを開けると、今スーパーで売ってるような鰹節が出来てます。



白い割烹着(かっぽうぎ)

丸めてしまってあったのでシワシワです。

昭和のお母さんはみんな白い割烹着を着てたのよ〜
それが、象徴的なお母さんのファッションだった。

私は2歳ころ、いつも真っ白い割烹着の母の胸に、顔をうずめて寝てた事をはっきり覚えている。

なぜか、片手はいつも割烹着の襟元をしっかり握りしめてた。
母が居なくなってしまわないように掴んでたんだな。

母の割烹着には私のヨダレがべっとり付いてたのも鮮明に覚えてる。

だから、白い割烹着を見ると、なぜかノスタルジックな気持ちになります。




水まくら

当時は発熱した時はこれだった!
中に水と氷を入れて、金具でしっかり閉めて頭を冷やしました。

昨今は、体温を下げるには動脈に近い首や脇を冷やすと良いと推奨されてるから、これは残念ながらリタイア組です。

今は、凍らせても固くならない保冷剤がどこでも売ってるから、便利になったものです。




湯たんぽ

残念ながら元祖トタンの湯たんぽはなかったけど、ポリエチレンのがありました。

エアコンや他の暖房器具がなかった昔は、この湯たんぽが主流でした。

じんわり体を温めてくれて、今でも愛用してるお年寄りが多いそう。




VHSビデオ、カセットテープ

これはどのお宅にも、まだあるのではないかしら?
平成生まれの人は、これを見ても何か全然わからないそうですよ。

私はホイットニー.ヒューストンが大好きで、カセットテープで毎日聴いてました。
Always Love you♫、今でも聴いてます。




正露丸 (大幸薬品)

ラッパのマークでお馴染みの正露丸。
私はお腹が痛くなったら、いつもこれに助けられてます。

昭和からこれだけは必ず置いてあります。

なんと、明治35年に製造販売が開始されたロングセラー商品です。

当初は軍陣薬として生まれたそう。
軍人さんと軍用ラッパとの関わりから、ラッパがトレードマークになったそうです。

正露丸だけは幕を閉じないでもらいたいものだ。


最後に...

これには写真がありません。
私が一番、古き良き昭和を感じるのは、それは...

子供が呼んでた「おかあちゃん」という呼び方です。

なんて暖かな響きなんでしょう!

今、お母さんを「おかあちゃん」って呼ぶ子供は滅多にいませんね。
私の地方では、当時は皆「おかあちゃん」と呼んでました。

あなたも、そうでしたか?

この呼び方を聞くと、懐かしくて、世知辛い現在にはなかった、のどかな平和な時代..

玄関には昼間は鍵をかけることもなく、向こう三軒両隣りとは家族のように接してた時代..

そんな当時を思い出します。

「おかあちゃん」と呼んでた子供時代の私に会ってみたいな。

タクシーの運転手さん、私を昭和30年まで乗せてって下さ〜〜い!




ここまで読んで下さいまして、有難うございました。

つたない文章で、感情を文字で表現する難しさを痛感してます。

文才があったら、もっと皆様を惹きつけられるのにな。

でも、これを書いてる間、とても楽しくて、久しぶりにワクワクした自分に驚いてます。

see you ‼