森達也,2014,『いのちの食べかた』KADOKAWA('18.2.25)
漢字にルビをふっているところからも、森達也氏が多感な児童にも本書を読んでもらいたいと願っていることがわかる。
本書の語り口は、安易に殺生を正当化せず、かといって殺生を自省する説教くささもなく、要するに、ウソがない。それが、本書が長く愛読されている大きな理由だろう。
魚は切り身で泳いじゃいない。そんなことは知っている?じゃあ、毎日食べてる大好きな牛や豚のお肉はどこからどうやって、やってくるのだろう?お肉がぼくらのご飯になるまでを詳細レポート。おいしいものを食べられるのは、数え切れない「誰か」がいるから。その「誰か」の支えで、ぼくらの暮らしは続いている。“知って自ら考える”ことの大切さを伝える、ベスト&ロングセラーの名作、遂に文庫化。
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