あらためて読んでみると、昨年、母親が生活保護を受けていたお笑い芸人がバッシングされたのと同様、「ニート」が大衆憎悪の格好の対象とされていたことがわかる。三者三様、なかなか読み応えのある論考を展開している。
目次
第1部 「現実」―「ニート」論という奇妙な幻影
「ニート」のイメージは間違っている
若者に対して真に必要な支援は何か
第2部 「構造」―社会の憎悪のメカニズム
青少年ネガティヴ・キャンペーン
佐世保事件にみる諸問題
ニートをめぐる「祭り」の状況 ほか
第3部 「言説」―「ニート」論を検証する
「ニート」論前夜―「自立しない若者」への苛立ち
「ニート」論はいかにして広まったか
週刊誌における「ニート」 ほか
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