仏教社会福祉学会大会1日目。記念講演とシンポジウム(「人権・社会問題と仏教社会福祉」)。シンポジウムでは、水俣病、ハンセン病、被差別部落の問題が取り上げられた。身分制社会での差別を正当化する理屈として、仏教の因果応報論が利用され、儒教的な身分秩序観とあいまって、難病患者、障害者、部落民が排除されてきた歴史に言及した発表者は、一人しかいなかった。過去の忌まわしい歴史をきちんとふまえ、近代の社会福祉思想に通底する仏教思想を構築していかないと、「仏教社会福祉」なんてお題目はむなしいだけなんじゃないか、などと門外漢のわたしは思ったのであった。
で、今日のわたしの主な用務は、講演、シンポジウムの録音。私物のPDA(ザウルス)と「実習指導室」のICレコーダーで念のため二重録り。午後の部の開始前、PDAに接続する好感度マイクを一時紛失しまい(椅子の下に落ちてた_| ̄|○)、ICレコーダーを併用していなかったら、一部の記録を欠損させるところだった。
帰宅後、PDAのSDカードとICレコーダーのメモリースティックから音源をPCにコピーし、なんとかCDに焼くことができた。やれやれ。
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