調査は難しい・けど楽しい

　午前、学生生活実態調査データ分析の基本方針の策定会議。進研○ドの担当者様、ご苦労様です。でも、儲かるんだよね、調査データ入出力の請負屋さんは。w
　変数Xと変数Yがこう連関してて、さらに変数Zは変数Yに連関しているだろう・・・云々と仮説を組み立てていくのは楽しい。でも、多変量解析までもっていく際に、変数間で定量的データと定性的データとが混在している際にどう処理するか・・・けっこう難しいところだ。結局、すべて定性的データに変換して数量化理論1類で処理しようなどと安易なことを考える。w
　午後、とかなんとかいろいろ考えながら、授業と学生相談の合間に、主要な分析軸をとりまとめて、学○部長さんたちにメールで報告。
　ゼミの学生諸君にも、折に触れて実査、それも安易な質問紙調査よりも、インタビューや参与観察をやってみるのを勧めている。なかなか調査をやってみる学生が出てこないのが残念だが、せっかくやろうとしても社会福祉の事業所に断られてしまうことも多い。今日も3年生が先方に断られた旨、報告してきた。いろいろ懸念される問題があるんだろうが、せっかくの学生の好奇心の芽を摘んでしまうことのないよう、ご協力いただきたいものだ。