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ユマニチュードとは、主として認知症高齢者に対し、人間の尊厳を保障し、「見つめる」、「話しかける」、「触れる」という関わり方を重視して実践されるケアのことである。
なんでもないようなことだが、ユマニチュードを実践することで、高齢者の心身の状態が良好となり、介護者の身体的、心理的負担も減るというのであるから、この技法が高齢者介護の現場で当たり前に実践されることをめざすべきであろう。
認知症の人が本来持っていた最も善良なその人らしさを取り戻す。「クローズアップ現代」「あさイチ」「NHKスペシャル」紹介!誰にでもできる認知症ケアの新技術。
目次
第1章 見つめて触れて語りかけて
ユマニチュードとの出会い~「叫ぶ女性」と「訴える女性」
認知症の“中核症状”と“行動・心理症状” ほか
第2章 ユマニチュードの衝撃
“拘束・抑制”が日常化する医療現場
全日病研修会の熱気 ほか
第3章 ユマニチュードの哲学~考案者イヴ・ジネスト氏インタビュー
絆の哲学
認知症の世界 ほか
第4章 ユマニチュードは日本に普及するか
在宅復帰した94歳の久万辰雄さん
解明が進む認知症のメカニズム ほか
第5章 岐路に立つ日本の高齢化・認知症対策
2025年問題
認知症の人と社会の共存を否定する判決 ほか
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