天下りで膨大な国民の資産を私物化した元事務次官へのテロという説が有力だったので、この結末は意外や意外であった。
わたしも、幼児のころ、愛犬を保健所で殺処分されて、とても傷ついたことがある。もっとも、憎むべきは愛犬を保健所に殺処分させた親であって、好きで犬猫の殺処分を行っているわけでもない保健所の職員ではない。まして憎悪の矛先が厚労省の元事務次官に向くなど、常人の理解を超えている。
ところで、いま思い出してもこころがずきずき痛む愛犬が殺処分されたこと。なんせ子ども。犬は人間と同等の親友だ。その最愛の犬が、野犬にかまれて瀕死の状態に陥り、犬を「畜生」としか考えない非情な親は、保健所で殺処分することにした。大泣きしながら、トラックで運ばれる犬をなすすべもなく見送っていた光景は、いまでの脳裏から離れることはない。
だからといって、ここ数年、鬱状態に陥り、出張にも出られなくなっている原因がこの一事にあるなんてことは、もちろん思っていない。わたしにできることは、いまいる犬や猫を、せいいっぱいかわいがってあげることだけだ。
ちなみに、鬱に悩まされたことは今回が初めてではなく、なんとか自力で立ち直った経験があるので、今度もだいじょうぶだろうとは思っている。
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